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UPDATE|2019/05/09

樋渡結依 復帰記念インタビュー「AKB48の役に立ちたい気持ちが強くなった」

樋渡結依 撮影/石垣星児



樋渡 あともう1つ、外で戦える武器を身につけなければいけないなぁと思いました。最近、十夢さんが気象予報士の資格を獲得されたじゃないですか。本当にスゴイ! 世間のみなさんに総選挙以外でアピールするには、個人がはばたくことも大きいと思っていて。1つ大きな特技を手に入れて、たくさんの場所で活躍をすればきっと、もう一度AKB48に目を向けてもらえるのでは? と思いました。私も気象予報士にいつか挑戦したいと思っていたので、十夢さんを見習い、続いていけるようになりたいと思いました。これからも休まず勉強を続けていきたいです。

──素晴らしい! 思考と心の成長という大きな変化が、休業中に訪れたようですね。

樋渡 それならうれしいですね(照笑)。4月30日に19歳を迎えたので、これからは、心だけでなく見た目も大人になりたいなぁと思っています。最近もプライベートで高いツインテールをするのに、ちょっと躊躇するようになって(笑)。

──なぜですか!? もったいない!!

樋渡 いやいや! 年相応って言葉があるじゃないですか(笑)。だって、来年には20歳ですよ! 今まではフリフリの服が多かったのに、最近はロングスカートを穿いたりと、格好にも気をつけているんですよ。周りの友だちが髪の毛を赤く染めているのを見て、私も一度ぐらいはチャレンジしてもいいかな? と最近は思ったりもして。

──樋渡さんが染髪……嘆き悲しむファンの光景が目に浮かびます。

樋渡 そうですか(笑)!? ファンの方が悲しむのなら……止めておきます。やはり、ファンの方が喜んで下さるのが一番ですから。

──安心しました(笑)。ある意味ゼロからの再スタートとなります。新・樋渡結依として、これからどんな時間を過ごしていきたいですか?

樋渡 みーおん先輩(向井地美音)が総監督に就任したことで、これからAKB48は大きく変わっていくと思います。私も変わりゆくAKB48と共に、これまでの自分像を少しずつ壊していきながら、前へと進んでいきたい。新時代が幕を開けると同時に、私も新しい自分に出会いたいですね。……とは言っても、これはこの先の大きな目標ですよ! まずはステージ感覚を取り戻さないと。4曲連続で体力が持つか? 早着替えがちゃんとできるかどうか? 今、ものすごく心配なんです(笑)。

▽樋渡結依(ひわたし・ゆい)
2000年4月30日生まれ、埼玉県出身。A型。AKB48 チームB所属。ドラフト2期生。ニックネームは「ひーわたん」。2015年「第2回AKB48グループ ドラフト会議」において、AKB48・チームAに第1巡目で指名され、2016年に正規メンバーへ昇格。2018年7月21日に学業専念のため活動休止を発表。2019年4月15日に行われたチームB「シアターの女神」公演に出演し、活動を再開。
CREDIT

取材・文/田口俊輔 撮影/石垣星児


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