FOLLOW US

UPDATE|2022/11/18

“マネージャーからグラドルへ華麗な転身”橘舞、人前での水着は「恥ずかしすぎて、無理でした」

撮影/山田健史


──なるほど...。黒髪は戦略なんですね。派手だった時期もあるんですか?

ありました。金髪の頃もあったし、ピンクの頃もありました。

──ピンクはなかなか派手ですね。

マネージャーの時もピンクでした。インナーカラーがピンクで、外はシルバー系みたいな。

──マネージャーの方が目立ちそう...。

覚えやすいようにと思って(笑)。

──デビュー後の活動はいかがですか。

何をしたらいいかわからないし、自分がどうしたいのかもわからなくて手探りでした。演技レッスンとかに行っても、若い子がほとんどでみんなピチピチなんです。そこにびっくりして、戸惑いました。

──世代の差は、現場で初めて気付いたんですね。

いや、自分なら行けると思っていたんですけど、周りがあまりにも若かったんです。みんな、すごくイマドキなんですよ。

──そういう環境の中で、“初恋の人”路線を進むことにした、と。

そうですね。空気を読んで(笑)。今は“ちょっと大人のお姉さん”を目指そうかなとも思っています。

──もともとグラビア志望だったわけではないということですが、現在の最終目標は何になることですか。

最終的には「売れたい」が一番です。誰でも知っているような存在。宝塚を受けた経緯も、舞台系の女優になりたい思いがあったからなんです。

──今でも舞台女優への思いは強いんですか。それともジャンル問わず「売れたい」?

ジャンル問わず、芸能界で有名になりたいのかもしれません。なんでもやりたいです。

──なぜそこまで「売れたい」「有名になりたい」という思いが強くなったのでしょう。

どうせやるんだったら、一番を目指したいんです。もともと競うことが好きなんですよね。バレエをやっていたんですが、その頃もコンクールに出たりして、人と競ってきました。そういうのもあって宝塚を受けたんですけど、歌が無理だったんです。それまではなんでも「やればできる」と思っていたんですが、やってもどうにもできないことを知りました。一番の挫折です。どうしても宝塚に入りたくて、高校1年生から高校3年生までの間に3回受けたんですけど、難しかったです。
AUTHOR

山田 健史


RECOMMENDED おすすめの記事