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UPDATE|2022/10/09

撮影前日に号泣、ストリーマー・yunocyが語る1st写真集「フェチっぽい衣装も好き」

撮影/友野雄


特にお気に入りというのは赤色の衣装と、表紙にも使われたニット帽を被った衣装だ。

「普段の私服は黒が多くて、全身赤の衣装は初めて着ましたけど、赤色の服っていいなと思いました。表紙の衣装も、ニット帽を被っているのが女海賊みたいで強そうで好きです(笑)」

ゲーマーらしい部分を出す演出として、小道具としてファミコンやバーチャルボーイ、PSPなど懐かしいゲーム機が使われているのも作品の特徴だ。中でも日本では1990年に発売された「パワーグローブ」にはちょっとしたストーリーがある。

「あれは事務所の先輩の倉持由香さんの私物です。倉持さんが台湾で撮影した写真集にパワーグローブで胸を隠した写真があって、今回それを受け継ぎました。このパワーグローブは次の後輩に受け継がないといけない。次にうちの事務所の子が写真集を出すときはパワーグローブで胸を隠しているかも(笑)」

撮影はyunocyの実際の部屋でも行われた。普段、配信をする部屋のほか、寝室、さらにバスルームでも撮影されている。部屋が綺麗だと周囲には評判だが、そこにはある理由が......。

「家ロケが多いので、結構綺麗に保てるよう頑張っています。ゲーム部屋の訪問とかの取材があるので、部屋には人がいっぱい来ます(笑)。スタジオが見つからなかったのか、この間も『次の日に家を使っていいですか?』と聞かれました(笑)」

また撮影直前には思わぬアクシデントがあった。

「撮影前にぎっくり腰になったんです。撮影は朝5時半集合だったんですけど、深夜2時半に、これから寝ようかなとソファーに立ち上がる瞬間にグキッとなって......。『やばい』と思って、動けないので横になって、マネージャーさんに『ごめん、ロケ行けないかもしれない』と伝えて。かすかな望みにかけて、そわそわしながら目つぶったんですけど、朝起きてもやっぱ全然ダメでした」

本来なら茨城での撮影だったが、結局その予定はキャンセルとなった。

「撮影前には2日間ご飯を抜いていたので、お腹も空くのに耐えきれなくて。ウーバーで頼んだ朝マックを寝っ転がって食べました。『こんなに気合いを入れてたのに』って泣きながら(苦笑)」

その後、奇跡的にスタッフ全員の日程が合う日があり、無事に撮影できたという。

ストリーマーとなったことで雑誌やDVDなど、いわゆるグラドル的な活動は減ってきているが、それでもグラビアへの興味は変わらないという。

「ゲームのお仕事をメインにやりたいという思いと、自分の世界観が崩れない撮影をしたいという思いがあって、雑誌のグラビアからは離れてました。SNSでは自分の趣味でグラビア写真をアップしています。グラビア自体はやっぱり好きなので」

写真集を作ることにも意欲は十分。もし、次回作を作るのなら、どんな作品がいいのだろうか。

「私が好きなグラビアのイメージは、やっぱりゲームのキャラクターみたいなものが強い。コスプレも好きなので、次にもし写真集を作るならコスプレっぽい感じとかいいですね。あとグラビアだと、フェチっぽい衣装とか好きなんですよ。ああいうものにも挑戦したいですね」

【あわせて読む】人生はゲームと共に、ストリーマーyunocyが語るゲーム配信の苦楽「おばあちゃんになるまで続けたい」
AUTHOR

徳重 龍徳


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