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UPDATE|2022/07/28

“奇跡の50歳”中川祐子、美貌の秘訣を語る「整形したと言われるのが本当に悔しい」

中川祐子 撮影/松山勇樹



──50歳でそれだけ若々しいと、失礼ですが整形疑惑とかも出そうです。

中川 言われますね(笑)。何もしていないのに整形したと言われるのが、本当に悔しいんですよ。どうにか証明できないかなと思っています。

──5月27日に発売された最新DVD『Bright Tears〜夢であなたと〜』の話も聞かせてください。DVDは3年ぶりですよね。

中川 撮影は最初のDVDと同じ沖縄でした。今回は私が独身で、結婚している男性を好きになって、不倫旅行をする……という不倫をテーマにしたストーリー性があるものになっています。「こんな関係いつまで続くのかな?」というセリフがあったり、いきなりスポーツを始めてバランスボールに乗っかったり、急にお風呂のシーンで水着になったりしています(笑)。

──内容的にも前作よりさらにセクシーになった感じですよね。

中川 あんまりにも可愛らしい感じにしちゃうと面白くないじゃないですか。だから思いっきり表情は色っぽく、水着も1本目と比べると面積が小さいです。レースの衣装もセクシーですし、私の中では限界までやりました。

──下世話ですが、グラビアをやっているとヌードのオファーなどはきたりしないですか?

中川 いや、こないですね。たとえきても絶対やらないです(笑)。そもそも、グラビア自体も私の中では今回のDVDで最後にしたいという思いがあるんですよ。50歳というのはいい節目だし、これ以上、自分の体を見せ続けるのは恥ずかしいという思いもあって……。

──グラビア卒業ですか。見た目はグラビアを始めた頃と変わっていないですし、もったいないような気もします。

中川 うれしいですけど、自分ではどんどん体が変わってきているのが分かるんですよ。肌のつやも違いますし、体がどんどん硬くなっているので以前はできたポーズもできなくなっている。それに、グラビア界にはどんどん若い子が入ってくるので、彼女たちと比べられてしまうとやっぱり全然違うんですよね。痛々しくならないうちに、今が綺麗に見せられる限界かなっていうところでやめたいなと思っています。

──42歳からスタートさせたグラビアのキャリアですが、やっていてよかったことは何ですか?

中川 知らない世界を経験できたことですね。私の中ではこんな機会ないだろうと考えていたので、本当に良かったと思います。グラビアの撮影ってこんなにきついんだ、グラビアをやる方はこんなにみんな努力しているんだということも知れましたし。

──確かにポージングの大変さなどは、見ている側にはなかなか伝わりづらいところですね。

中川 それに「私ってこんな表情もできるんだ」という発見もありました。フリーアナウンサーや気象キャスターは笑顔が標準の仕事じゃないですか? でもグラビアでは、自分でもこれまで見たことのない色っぽい表情もしましたし、こういう表情ができるんだと自分の中の可能性を見つけることができました。

──グラビアを卒業し、今後はキャスターを中心に活動されていくんですか?

中川 キャスターはできる限りやっていきたいですし、お天気の仕事も続けたいと思っています。今は環境教育といって、子供たちに地球温暖化とかを教えているんですけど、それも楽しいですね。あと、私にはすごく大きな夢があるんです。

──どんな夢ですか?

中川 ナショナルフットボールのリーグ優勝決定戦である、スーパーボウルのハーフタイムショーに出たいんです! 実は、歌いたいと事務所に頼み続けているくらい、歌がすごく好きで。なので一生懸命練習して歌の仕事を始め、最終的にスーパーボウルのハーフタイムショーで初めての日本人女性として歌うことが私の夢なんです。60歳になる前までにはと思っていますけど、今のままの見た目を保てるのであれば60歳を過ぎてもいいかな(笑)。まずは70歳までこの容貌を保ちたいですね。もちろん無謀な夢だとわかっていますが、夢を見ることに制限はないですし、なるべく大きな夢を持ってワクワクすることで人生楽しくなるし、若さを保つ秘訣だと思っています。

(取材・文/徳重龍徳)

▽中川祐子(なかがわ・ゆうこ)
1972年1月9日生まれ、東京都出身。津田塾大学卒業後、商社を経てアナウンサー、気象予報士となる。一方でグラビアでも活躍し、その美貌から“奇跡のアラフィフ”として注目されている。
Twitter:@yuko_nakagawa19
Instagram: nakagawa.yuko
CREDIT

取材・文/徳重龍徳 撮影/松山勇樹


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