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UPDATE|2022/06/17

不世出の元天才プロボクサー赤井英和の映画『AKAI』が9月9日に公開、ポスターが解禁

©映画『AKAI』製作委員会 配給:ギャガ

不世出の元天才ボクサー「浪速のロッキー」こと赤井英和の映画『AKAI』が、9月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国で順次公開することが決定し、ポスターが解禁した。

【写真】俳優・タレントとして世代を超えて愛され赤井英和【2枚】

本作は現役のプロボクサーで、アメリカで映像を学んだ赤井英和の息子・赤井英五郎が監督を務め、赤井の俳優デビュー作『どついたるねん』の阪本順治監督が全面協力。ポスタービジュアルの若き赤井の姿は写真家・篠山紀信が、引退の引き金になった大和田正春戦(1985年)の直前に撮影した、マスコミ初出しの貴重な写真だ。赤井の引退への迷いや葛藤が感じられる1枚である。

赤井は俳優・タレントとして世代を超えて愛されているが、まだ多くの人が本当の“AKAI”を知らない。元ボクサーの赤井は1980年に鮮烈なデビューを飾り、戦績は21戦19勝16KO2敗。もっと前へ、もっと強く。ひたすら、どつき倒す。倒れても立ち上がる。その歩みを止めない、戦いを止めないスタイルは最高に強く、最高にかっこよかった。彼は本物のヒーローだった。そして、人々は大阪市西成区生まれの“AKAI”をこう呼んだ。「浪速のロッキー」と。本人は純粋にボクシングを愛し、相手をどつきまくっただけ。その姿は40年の時を経た今も変わらない。

阪本順治監督は「『ひとは、生きてさえすりゃ、おもしろいことあるよ!』と、云われたかのような感慨と感動を覚えた。おかしみから始まり、やがて哀愁へと綴られ、そして、赤井英和という漢の温かな懐につつまれる。ひとびとが孤立し、いびつで不寛容な社会になってしまった今、最も観るべき最高の映画!」とコメントを寄せた。


赤井英五郎監督は「この映画には、コロナ禍で感じたこと、家族への思いなど、いろんな思いを込めて作りました。過去や未来のことを考えられない性格、今この瞬間しか生きていない。それはの才能でもあるけど、『今日頑張れば、明日があるかもしれない。』これから観る方にはそんなことを感じてほしいです」とコメントしている。

映画『AKAI』の詳細:
編集・監督:赤井英五郎 出演:赤井英和 映像協力:朝日放送テレビ 阪本順治
2022年/日本/カラー/16:9/5.1ch/DCP/88分

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