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UPDATE|2022/06/12

本仮屋ユイカ “行き当たりばったり”人生観「こんなにくだけた女優になる予定はなかった(笑)」

本仮屋ユイカ 撮影/山田健史



──もともと量を食べる方なんですか?

本仮屋 はい、すっごい食べます。

──体型維持とかは大変じゃないですか?

本仮屋 大変と考えたことはないですけど、毎日筋トレとストレッチは絶対にしています。自分がシュッとしてないのは嫌なんですよね。でも、だからといってご飯を減らすという発想は全然ないんです。運動して調整するようにしています。

──なるほど。ところで、コロと本仮屋さんは似ているんですか。

本仮屋 難しいところですね。役は全部自分なので、自分だけが自分じゃないんですよ。自分が持っているものを拡大したり、薄めたりしているだけで、コロは私が持っている要素を持っています。私が忘れたいような恥ずかしい部分とか、ちょっと惨めな寂しい気持ちとか、そういう“持っていたけど普段使っていないところ”とか、“見たくないから隠していたところ”を全部掘り起こして見つけて、集合させたのがこの役という感じです。すべての役は私自身の中にある、という感覚でどの役も演技をしています。

──では、自分と役が遠いとはあまり感じない?

本仮屋 遠い時もあります。それこそコロも最初は遠かったですけど、一生懸命掘っていくと「ここが一緒なんだ」と紐解けていったりするので、キャスティングしてくださった時点で、私の中にその役の種はあるんだなと信じるようにしています。

──では、コロのような妄想は得意ですか。

本仮屋 得意とか不得意とかは考えたことがないですけど、でも得意なんだと思います。もしも一緒にデートに行ったら、とか、こんなシチュエーションで一緒にいたら、とか。そこはコロと一緒ですね。10代の時は「もしも自分が安室奈美恵さんだったら」と妄想したりしていました。「ステージでこうやって歌ってみたい」とか、「大晦日忙しいな」「お正月のおせちは食べられないかもしれないな」とか(笑)。

──本仮屋さんはもともと歌手になりたかったそうですね。

本仮屋 そうです。歌手になりたくて芸能界に入りました。

──昨年、歌手デビューをされました。

本仮屋 はい、本当にいい経験をさせて頂きました。今後もできたらいいなと思っています。

AUTHOR

山田 健史


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