そして＃2（4月14日放送）の企画「暴露カーリング！ヤバそだね〜」ではメンバーがカーリングを行ない、ストーンが枠の外に出てしまった人の暴露ネタを発表。わちゃわちゃゲーム対決で楽しみつつ敗者に罰ゲーム、というフォーマットはまさにアイドルバラエティど真ん中！ 「足が臭い」（千葉恵里）、「パンツがダサい」（岡田奈々）、「リモート会議にお風呂から参加」（岡部麟）など、上がってくる暴露ネタも往年のAKB48を彷彿とさせました。
また、MCには霜降り明星を起用。つい先日までラストアイドルの冠番組『ラスアイ、よろしく！』でMCを務めていただけあってアイドルバラエティの回しはお手のもので、安心して見ていられました。AKB48メンバーとのコミュニケーションも和やかでしたし、両者の相性も良さそうな印象です（もっとも、ラストアイドルファンは複雑な心境かもしれませんが……）。
AKB48による王道バラエティ番組の復活はオールドファンにとっては喜ばしいものだと思いますが、とはいえ作り手側は『AKBINGO！』の焼き直しを作るつもりは毛頭ないはず。演出担当の中村文彦氏も「アイドルとしての普遍的なイメージは裏切らず、どれだけ新しいものを見せられるのかがポイントだと思っています」と発言（日刊スポーツ・4月14日「『AKB48 サヨナラ毛利さん』初回収録潜入 新スタッフと挑む令和の王道アイドルバラエティー」）。ここからどのような形で“新しいアイドルエンターテインメント”を表現していくのか、今後の展開に注目したいところです。
【あわせて読む】「小吉」菅原咲月ら7人が個性発揮、『乃木坂工事中』5期生のヒット祈願 
