あのコスプレイヤーの素顔を知りたい。というわけで、今回、私服姿で話を聞いたのは宮城県在住のコスプレイヤー・蒼羽もぐ汰(あおば・もぐた)さん。実は彼女、スポーツも万能で、中高で打ち込んでいたハンドボールでは宮城県選抜としても活躍。そこから製菓系の専門学校を経て神奈川のパティスリーで4年ほど勤務。現在は地元・宮城に戻り、販売系のお仕事をするかたわらコスプレイヤーとしても活躍しているそうで……。
【写真】「子供の頃は恥ずかしがり屋で引っ込み思案でした」蒼羽もぐ汰さんの私服カット【11点】――まずは自己紹介をお願いします。蒼羽 宮城県在住のコスプレイヤーの蒼羽もぐ汰です。コスプレや被写体活動がメインです。
――コスプレを始めたきっかけをおしえてください。蒼羽 元々アニメやゲームが好きで、友人と初めてコミケに行った時にコスプレイヤーさんを初めて見て楽しそうだなって思ったんです。思い出づくりくらいの軽い気持ちで1年後のコミケでコスプレをしてみました。そしたらその楽しさにハマってしまい今に至るって感じです。初コスプレは『Re:ゼロから始める異世界生活』のレムでした。
――そのコスプレの楽しさってどんなものだったんでしょう?蒼羽 最初はコスプレの仕方とか全くわからなかったんですけど、レムの衣装が届いた時に衣装を着られただけですごく嬉しくて。やっぱりキャラになれるのは楽しいですし、それだけじゃなくてイベントに行くと同じ作品が好きな人と交流できるのもいいなって思います。
――初コスプレの思い出に残っていることはありますか?蒼羽 初コスプレは一人だったんですけど、ウィッグネットを忘れてしまって…。何かで代用できないかなって考えて絡み防止でウィッグを包んでる柔らかい網?みたいなものを使ってみたんですけど、周りの方にクスクス笑われました(苦笑)。一瞬心が折れて帰ろうかなって思ったんですけど、コスプレエリアに出たら楽しくて結局最後までいました。被写体とかもやったことがなかったのでこういう世界もあるんだなって知ることができました。
――アニメやゲームはいつから好きだったのですか?蒼羽 兄がゲームや漫画が好きだったので物心ついた時には好きでしたね。ドラクエとかポケモンとか好きでしたね。幼少期は恥ずかしがり屋で引っ込み思案でして、不登校ではないのですが、休んでゲームしたりみたいな陰キャでした。ただ、中高は部活が忙しくてあまりオタク的なことはしてなかったんです。