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UPDATE|2021/12/09

柳ゆり菜、すべてをそそいだ“ラスト写真集”「自信を持って27歳の私を残せたと思える1冊に」

柳ゆり菜 撮影/松山勇樹



──写真集の撮影にあたって、改めてボディメイクなどはどうしましたか?

柳 1年ぐらい前からピラティスをやっていたんですけど、さらに通い詰めました(笑)。それまで週1程度でゆるく通っていたのが、写真集撮影の2カ月前からは週2、3で行くようになって。先生には「頑張らなきゃいけない仕事が入りました」とお伝えして追い込んでいったので、体に対する自信みたいなものはついたのかなと。

──グラビアに力を入れていた頃とでは、目指す体型も変化したのではないでしょうか。

柳 そうですね。その年齢に応じて、自分のフィットする体の感じって変わると思うんです。昔は健康的にパンパンだった時期もあって、それはそれで好きだと言ってくださる人もいらっしゃいましたし、1つの個性として戦えていたのかなと思います。でも今の年になってそれは惰性だなと。「もうちょっと太ってほしい」と言われることもあるんですけど、スクリーンで観たときって本当に横に広がるんですよ。だから、いつも私ってデカいなと思っていて(笑)。でもできる努力を重ねた今は、ベストでちょうどいい体型かなと思っています。これをベースに、役によって体型を変えられたらいいなと思っています。

──制作にあたって過去の写真集は見返しましたか?

柳 なかったんですけど、あの頃は海外ロケに行けていたんだなとか、たくさんイベントもやらせていただいたなとか、当時のことをたくさん思い返しました。イベントなどの機会をここ数年は設けられていなかったので、この写真集をきっかけに久しぶりに応援してくれている方との距離が縮まればいいなと思います。

──久しぶりの写真集撮影に戸惑いはなかったですか?

柳 撮影前は緊張していましたが、撮影が始まると緊張とか戸惑いよりも、思考を巡らせるような感覚でしたね。今回は私も1から制作に参加させてもらったので、撮られるだけじゃなくて、全体の流れやどういう風に見せたいのかというのを客観的に考えていました。

CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/松山勇樹


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