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UPDATE|2021/12/02

後藤真希が語る10年ぶりの写真集「本当に出していいの? 今の私を撮っちゃうの?って思いました」

撮影/coto

モーニング娘。のメンバーとして13歳で鮮烈なデビューを遂げてから22年。透明感あふれるビジュアルで、奇跡の36歳とも言われる後藤真希。11月29日(月)には、およそ10年ぶりとなる写真集『ramus』(講談社)を発売する。「年齢を重ねることで幸せを感じるポイントが変わった」と語る彼女に、歳を重ねること、考え方が変わったきっかけ、そして今だからこそ思うアイドル時代のことを聞いた。(前中後編の前編)

【写真】歳を重ねるごとに透明感を増す、後藤真希の撮り下ろしカット【10点】

──10年ぶりに写真集を出すことが大きな話題となっています。そもそもこの本はどういう経緯で出版されることになったのでしょうか?

後藤 はっきり「これ!」という理由があったわけではないんです。マネージャーさんも含めた「チーム後藤真希」で今後の活動を話し合っていく中で「出しましょうか」という流れになった感じですね。正直、最初は「え~!?」って思いました。「本当に出していいの? 今の私を撮っちゃうの?」って。年齢的にも30代に入っているし、体型的な問題もあるし……やっぱり女子としてはそういうところで少し神経質になりますから。コンディションも万全に整えなくてはいけないですし。

──とはいえ、「36歳の後藤真希だからこそ出せる魅力」もあるはずです。

後藤 もちろん出すからには、10代や20代ではない今の私を反映させないといけないとは考えていました。色でたとえるなら、今回の写真集は透き通っているようなイメージがあるんですよね。昔は自分の色を出そうと必死になっていたけど、今はそういう余計なことは考えずに素の自分を出せるというか……。自然体で撮影できたのは大きかったです。ハロー!プロジェクトの頃は写真集のコンセプトはスタッフさんが決めていて、私はそれを表現する感じでした。今は写真セレクトも自分で納得がいくように進めているし、そういう意味で手応えは感じていますね。

──制作段階の写真集を拝見させていただきましたが、「なんでこの人はいつまでもこんな綺麗でいられるのだろう?」という素朴な疑問が浮かびました。

後藤 ありがたいことにファンの方からも「本当に変わらないね」って言われることがあるんです。だけど、そう言われるように普段の生活から気をつけている部分はあるかもしれないな。というのも10年ほど前に活動休止をしたとき、ファンの方やスタッフさんに約束したんです。「また何かのタイミングで活動するときが来たら、『前のほうが全然よかったじゃん』と言われないようにするから」って。そう口にしたことで、どこか緊張感を持って生活を送れているんじゃないかと思いますね。

──人に見られる仕事を続けるならいざ知らず、芸能界を離れている間も自分を律するのは大変なことでは?

後藤 もちろんすべてが自分の理想通りに進むわけではありませんでした。特に私の場合は出産が大きかったですね。なかなか体型が戻らなかったんです。写真を撮られても、顔の表情とかが自分的にどうも納得いかない感じでしたし。だから毎日2時間くらい散歩していました。たとえ休んでいるときであっても、やっぱり「見られている意識」がないと自分の理想とは離れていくものですから(笑)。でもそういう角度で見直してみると、芸能界にいる人たちってみんな本当にすごいですよ。普段から気を引き締めて生活しているんだろうなって改めて感心しました。

▽後藤真希
本人が「肩の力を抜いて、沢山笑って、とても楽しい撮影でした」と振り返る10年ぶりの写真集『ramus』(講談社)は11月29日(月)発売。11月28日(日)には大阪・Billbord Live OSAKAにて、12月5日(日)には神奈川・Billbord Live YOKOHAMAにて10年ぶりのソロライブも開催予定だ。5日(日)の公演はdtvにて生配信も決定している。

【中編はこちら】後藤真希が振り返るモー娘。時代と休業期間「歌から完全に離れたことで見えてきたもの」
AUTHOR

小野田 衛


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