FOLLOW US

UPDATE|2021/08/28

乃木坂46 渡辺みり愛、念願の写真集は「今までの中でも最高の出来」

渡辺みり愛 撮影/coto


──1年半前から卒業を考えていたそうですね。1年半前といえば、ちょうど新型コロナウィルス感染拡大防止のためにステイホームが始まった時期です。

渡辺 そうなる前から薄々考えてはいました。卒業する理由ってひとつじゃなくて、いろんなものが積み重なった結果なんです。いくつものかけらが集まって、その先にあるもの……という感じです。

──年齢と関係はありますか?

渡辺 あります。もっと乃木坂46にいることはできました。でも、21歳にもなると、友達が就職活動を始めたりするじゃないですか。自分も第二の人生じゃないけど、違う世界で違う経験をした方がいいんじゃないかと思うようになったんです。何がやりたいかはまだ決まっていません。でも、とりあえず飛び出してみてもいいんじゃないかって。私は阿部慎之助さん(読売巨人軍二軍監督)を尊敬しているんですけど、阿部さんって「まだできる」と惜しまれながら引退したんですね。その姿がカッコいいなと思っていました。私はここ数年でダンスを認めていただけるようになりました。でも、「これからだよね」と言われているうちに去っていくのがカッコいいなと思いました。

──これから乃木坂46に対して貢献してくれるものとばかり思っていました。

渡辺 余力を残して卒業したかったんです。その余力は後輩たちにあげよう、と。「まだこれから」と言われているうちが花ですから。

【後編はこちら】乃木坂46 渡辺みり愛「卒業も悪いもんじゃない」幸せだった8年間のアイドル生活

▽渡辺みり愛 1st写真集『消極的な華やかさ』(竹書房)
発売日:8月31日(火)
AUTHOR

犬飼 華


RECOMMENDED おすすめの記事