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UPDATE|2021/07/09

「赤井英和の嫁」twitterが癒やされると話題、本人が語る 赤裸々すぎる61歳の私生活の裏側

赤井英和 撮影/松山勇樹


――【恋愛観】って変化しました?

赤井 変わらないと思う。「相手のことを真剣に考えて、思いやる」というのが恋愛においては一番大事だし、そこが試されるわけですよ。まぁ俺の場合、佳子さんで頭の中はいっぱいやけどな(※取材に同席している奥様を見つめながら)。

奥様 そんな社交辞令はいらないから! 今は取材中でしょ!

赤井 そうか(笑)。でも人を好きになるっていうのは人間として本質的なことだから、変わりようがないと思いますね。恋愛のやり方は若干変わるかもだけど、恋愛観というのは昔も今も同じでしょう。

──赤井さんの場合、交友関係も人一倍広いと思います。友人関係を長続きさせるコツはありますか?

赤井 自分の周りには仲間がいるということを常に意識していますからね。感謝しているし、おそらく相手も感謝している。そんな感じだから「集まれ」って電話で声をかけたら、バーッと何十人も集結してメシ食ったりするんです。ひょっとしたら今どき電話というのが逆にいいのかもしれないですね。いかんせん機械音痴なので、スマホとかよくわからんのですわ。

──では最後に【モチベーション】は昔と今で変わりましたか?

赤井 ちょっと臭い言い方ですけど、「輝く自分でありたい」という想いは若い頃から変わっていないと思う。ボクサー時代の目的はひとつだけで、それは世界チャンピオンになるということ。練習も減量も死ぬほど苦しかったけど、「世界一強い男になりたい」という考えがあったから耐え抜くことができたんです。

──役者となった現在は?

赤井 とにかく観ている方に作品を楽しんでもらいたいというのが最大のモチベーション。画面に映っているのは俺かもしれないけど、その裏には演出スタッフ、撮影スタッフ、衣装スタッフ、車両部スタッフ……すごく大勢の人が関わっているわけです。映画とかドラマというのは共同作品なんですよ。多くの人に支えられながら画面に出ることができるのだから、すごくやりがいのある仕事だと考えています。

──現在の赤井さんにとって、夢や野望はありますか?

赤井 夢か……。子供たちも大きくなったし、もう孫ができてもおかしく年齢ですからね。最近、長男がプロボクサーに転向したんですよ。階級は自分のときより上のミドル級。小さい頃から「ボクシングだけはやらない」と口にする子供だったんですけどね。それでボクシングを20歳で始めた。今、ボクシングの世界は小中学生で始めるのが当たり前になっているから、かなり遅いスタートではあるんだけど、持ち前の気持ちの強さで頑張っていますね。彼の活躍を見届けたいというのが、目下、私にとって最大の夢であり希望ですね。

▽映画『ねばぎば 新世界』
主演:赤井英和
監督・脚本・プロデューサー:上西雄大
7月10日(土)より新宿K’s cinema他にて順次全国公開

大阪新世界を舞台に、かつての大映映画、勝新太郎・田宮二郎の『悪名』シリーズを彷彿とさせる痛快アクションドラマ。新世界・西成に棲む人間味溢れる個性と、今も残る浪速の人情を織り交ぜ、社会の明と暗、善と悪、表と裏の世界観の中、展開する。主演は「どついたるねん」の赤井英和と、上西雄大のW主演。その他、小沢仁志、西岡德馬、有森也実、菅田俊、田中要次、堀田眞三、徳竹未夏、古川藍、神戸浩、坂田聡など豪華キャストが集結した。
AUTHOR

小野田 衛


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