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UPDATE|2021/04/12

バッシングを乗り越えて“役満ボディ”岡田紗佳が語るMリーグ「麻雀をナメてると思われるのが怖かった」

撮影/松山勇樹


――その甲斐あってか2年目の今季はチームがレギュラーシーズン2位通過、個人ポイントもプラスでした。

岡田 11月後半くらいに最下位になった時期もあったけど、エースの内川幸太郎さんがひたすらポイントを稼いでくれて、後半戦はチーム全体がいいムードで闘えたと思います。私個人では、シーズンを闘いきれたのは1年目でファイナルシリーズに行けたことが大きかったですね。12戦しかない短期決戦で、私が出場したのがチームが4連続で4着を引いた後でした。プレッシャーは半端じゃなかったですけど、その1戦を経験したことで逆に「レギュラーシーズンの長丁場だと、1度ミスしてもあとでいくらでも取り返せるし、チームメイトも頼りになるから大丈夫」って思考を持つことが出来たというか。

これからセミファイナル、ファイナルと続きますけど、去年のファイナルはもう本当に手も足も出ない状態だったので、今年は最低でも優勝争いはしないと。今年からチームに加入した堀慎吾さんも好調ですし、去年みたいに負けが込む前に、切り替えができる人が増えたのは大きいと思います。

――期待しています。しかしトッププロしかいない戦場で、プロ歴の浅い岡田さんがこれだけ闘えているのが本当にすごいですね。

岡田 ありがとうございます。ただ、今年は成績をプラス出来ましたけど、来年もそうだとは限らないですから。私は今シーズン、チームメンバーが4人になったこともあって、レギュラーシーズン全80試合のうち15試合しか出場していないんですよ。もちろんもっと試合に出たい気持ちはあるけど、チームとして闘うことがが一番重要だし、それを無視して「私を出して!」というのも違いますから。だからプラス成績を積み重ねて、監督から「もっと出したい」って思われる選手になること、それがいまの私の目標ですね。

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