日比野 歌詞には高校生の初恋模様が描かれています。アイドル部の曲にはこれまで『サンダルガール』や『無人島へ連れてって』など“学校”とは離れた曲もあったんですけど、やっぱり私たちは青春高校なので、電車通学の様子が描かれた『君のことをまだ何にも知らない』の歌詞は私たちにぴったりだと思ってうれしかったです!
頓知気 あと、(’19年夏に発表されたアイドル部選抜の楽曲)『青春のスピード』では歌うパートもだいたいBlue Springメンバーとハイスクールベイビーメンバーで分かれていたけど、今回は完全に混合なんですよ。例えば声質が全然違うみゆぴ(黒木美佑=Blue Spring)と(兼行)凜ちゃん(ハイスクールベイビー)がユニゾンで歌っていたり、ファンの方にとっては今まで見たことがないシンメが見られたりして面白いんじゃないかなと思います。
──そして、現在各所で開催されているリリースイベントも盛況のようですね。
持田 本来予定していたスペースにお客さんが入り切らないくらいたくさんの方に来ていただいたり、とてもありがたいです!
頓知気 「初めて観に来ました」という方もたくさんいたよね?
日比野 うん! それに最近はSNSのフォロワー数もどんどん増えていて、驚いています!
──日比野さんは1期生として番組開始初期から出演していますが、当初はこんな未来が待っているなんて想像していましたか?
日比野 いえ、まったく! 最初は部活も存在しなかったし、そもそも私は「芸人さんに会いたい」という理由で青春高校に入ったので(笑)。
──ちなみに番組のコンセプトは「理想のクラスを作る」。学級委員長として、青春高校は理想のクラスになれていますか?
日比野 はい! 青春高校は2年目に入って競争をするようになったり新しい挑戦をすることが多くなって、以前とはテーマも少し変わってきましたけど、理想のクラスを目指すことは変わっていません。例えば今回メジャーデビューに当たって、表題曲を歌うアイドル部に対して他の部活が応援してくれたり、「次は自分たちが表題曲を歌いたい!」と言ってくれる生徒もいたりして。私は今のこういう関係が理想のクラスだなって思います!