BiSHを擁するプロダクションWACKがavexとの共同プロジェクトとして発足させたEMPiRE。2019年はメンバーの脱退と加入、24時間イベント、そしてワンマンツアーの春、2nd シングル『SUCCESS STORY』のリリース、精力的にフェスや対バンに出演した夏を経て、10月16日には3rdシングル『RiGHT NOW』をリリースする。メンバーのMAHO EMPiRE、MiKiNA EMPiRE、MAYU EMPiREの3人に今年の夏の活動を振り返りつつ、WACKの他グループとの交流についても語ってもらった。
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──まずは今年の夏の活動を振り返っていただきたいんですが、それぞれどんな夏でしたか?
MAHO EMPiRE(以下、MAHO) 春から行っていたNEW EMPiRE TOURが一段落しての夏で、たくさんのライブイベントや対バンライブに出させていただきました。いろんなアイドルさんやロックバンドさんを間近で見ることで、これから自分たちがどうやって進んでいけばいいかを考えた夏でしたね。
MiKiNA EMPiRE(以下、MiKiNA) 自分たちのパフォーマンスや精神面をどれだけ高められるかを、夏が始まる前にメンバーで話して。自己強化期間というか、いつも以上にグループと向き合った夏になりました。
──特に印象に残っているライブは?
MAHO 8月3日に開催したヒスパニ(ヒステリックパニック)さんとのツーマンです。全く違うジャンルの方との対バンだったんですけど、エージェント(EMPiREファンの総称)とヒスパニさんのファンの方が一緒になって楽しんでくれたのがうれしかったです。
MAYU EMPiRE(以下、MAYU) 私が印象に残っているのは 8月29日にEMPiRE 、CY8ERさん、ZOCさん、BiSの4組が集まった『EVOLUTION POP! Vol.36』という4マンライブです。私たちがくじ引きでトリだったんですけど、会場の一体感もすごくて、4組それぞれの良さが際立った4マンだなと肌で感じましたね。
──ツアーやイベントでいろんな地方を回りましたけど特に印象的だった場所はどこですか?
MiKiNA リリースイベントで初めて行った京都です。自分たちの知名度って把握できてなかったんですけど、新しくEMPiREを見てくれる方がたくさん集まって、こんなに輪が広がっているんだって感動でした。
──昨年に引き続き、TIFではWACKによるスペシャルステージ「WACK presents DREAMLIGHTS in TIF」が開催されました。
MAHO BiSのお披露目だったり、それぞれのユニットのライブだったり、おなかいっぱいになるぐらい贅沢なステージになったなと今年も思いました。私はHOLY SHiTSとして参加させていただいたんですけど、普段は先輩と同じステージに立つ機会がないので刺激的でした。去年の「DREAMLIGHTS」は声を潰してしまったり、すごく緊張したりで不本意な部分も多かったんですけど、今年はリベンジというか、自分の成長した姿を見せようという気持ちで挑みました。
──手ごたえはいかがでしたか?
MAHO 去年より堂々とできたのかなと。舞台袖でEMPiREのメンバーが見てくれていたのも心強かったです。
MiKiNA すごくカッコ良かった。
MAYU 「やっぱウチのMAHOちゃんさすがだわ~」って親バカ的に話してた(笑)。あとNOW EMPiREが今年からSAiNT SEXに加入したんですけど、初めてEMPiRE以外のパフォーマンスを見たんですよ。すごくダンスの上手さが際立っていて、NOWの成長を再確認しましたし、グループとしても自信になりました。