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UPDATE|2024/02/28

なぜか今「くじら」を名乗るアーティストと芸人が急増中! その理由とは

KUZIRA、くじら、世界クジラ



では、ここで、お笑い界に話を移そう。M-1グランプリ、キングオブコント、R-1グランプリなど、いわゆる賞レースへの出場者数は年々増加し続けている。それだけ、芸人を目指す若者が増えているわけで、バンド名同様、コンビやトリオの名前に、これまで使われていないフレーズを持ってくるというのはなかなか大変なことだろう。

そんな中、お笑い界でも、「くじら」を名乗る芸人が増えているので、紹介してみたい。

まず、「くじら」というピン芸人は知っている人も多いのではないだろうか。マニアックな釣り名人のモノマネなどで、フジテレビ「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で注目を集めたのだが、その後は、「恋愛マスター」としてもブレイク。恋愛相談、カウンセリング、セミナーなど仕事の幅を広げていき、現在は結婚相談所の所長も務めている。

さらに、昨年のM-1グランプリの予選に出場した芸人を見てみると、「世界クジラ」、「くじら8号」、「マッコウクジラ」、「馬肉くじら」、「鯨CROWN」など、「くじら」を名乗るコンビが多数出場していたのだから驚きだ(マッコウクジラのみトリオ)。今年のM-1では、くじらが海面から大ジャンプするかのように、どの芸人が飛び出してくるのか?楽しみである。

もちろん諸説あるのだが、くじらに関する情報や雑学としては、「海の生き物で最強」、「陸と海を含めても最大の動物」、「200歳以上生きる」、「夢占いでは“大きな原動力や影響力”の象徴」といったことが挙げられるので、その強さや大きな存在感にあやかろうという意味合いも込められているのだろう。

年末に、2024年は「くじら」が音楽界とお笑い界を席巻した年だったと振り返るような1年になったら面白い。今年は是非とも「くじら」を名乗るアーティストと芸人に注目して欲しい。

【あわせて読む】2024年の有力ブレイク候補、武道館ワンマンも控え躍進に期待がかかるオーイシマサヨシ
AUTHOR

南 喜一


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