FOLLOW US

UPDATE|2024/01/24

解散から半年、BiSH元メンバーの現在 アイナは映画賞新人賞、ハシヤスメはTVで大活躍

アイナ・ジ・エンド 公式サイトより

昨年6月末の東京ドームでの解散コンサートから僅か半年。BiSH元メンバーそれぞれのソロ活動の勢いが止まらない。解散直後から、誰1人として休養期間に入ることなく、6人全員が精力的にソロ活動を展開中。それぞれが個性や新たな魅力を発揮し続けている。今回は、元BiSHメンバー6人の解散後の動き、2024年の活動に注目してみたい。

【関連写真】BiSHファンの千鳥と共演したハシヤスメ・アツコ【6点】

まずは、セントチヒロ・チッチ。先日、BiSH時代に所属していた事務所WACKからの移籍を発表して話題となった。移籍先は、スターダストプロモーション。北川景子や永野芽郁、横浜流星、山﨑賢人といった人気俳優、ももいろクローバーZや私立恵比寿中学といった人気アイドルグループが在籍する大手芸能プロダクションだ。チッチは引き続き、「CENT」としてソロアーティスト活動を継続するほか、「加藤千尋」として俳優活動も行っていくとのこと。この2つを両立するには、まさにピッタリな事務所への移籍だと言えるだろう。

チッチは、昨年大晦日、ももクロが主催するカウントダウンイベント「ももいろ歌合戦」に出演。BiSH時代、ももクロとの共演はほとんど無かったため、両グループのファンを驚かせたのだが、水面下でスターダスト移籍という動きがあったと考えれば、ももクロのイベントへの出演も納得だ。

続いて、ソロシンガーとしても、俳優としても大きくステップアップしたメンバーがいる。アイナ・ジ・エンドだ。昨年公開された岩井俊二監督の映画『キリエのうた』で主演を務めると、その演技と歌唱が大きく評価され、「第48回報知映画賞」の新人賞を受賞。

岩井監督から「J-POPの才能の塊」と評されたアイナは、ソロシンガーとしても、歌番組や大型フェスへの出演を果たし、つい先日は、LINE CUBE SHIBUYAでのワンマンライブも成功させている。今年はさらにZeppツアーを敢行するほか、各地の大型フェスにも出演すると思われるので、是非一度、BiSH時代とはまた違ったアイナの歌声の魅力を生で体感してみて欲しい。

そして、アーティストとしては、アユニ・Dの活躍も素晴らしい。解散後、BiSH時代から活動を続けるロックバンドPEDROの活動を本格化させると、昨年11月には、日本武道館での2DAYS公演を開催。ベース・ボーカルとしてステージで輝くアユニの姿も是非ライブ現場で味わって頂きたい。

続いては、ハシヤスメ・アツコ。井森美幸をリスペクトするハシヤスメは、解散後すぐに井森が所属するホリプロへの移籍を発表。タレントとしての活動をスタートさせると、早速、テレビのバラエティ番組に引っ張りだこ状態だ。女性メガネキャラというのも、各番組でのポジションを掴むのに好都合だったのかも知れない。もちろん、彼女独自の観察眼やコメント力でも存在感を放っている。

BiSH時代はコント担当でもあったので、今後は芸人と絡んでのコントや舞台でのコメディ女優としての活躍にも期待したい。ロッチのコカドケンタロウへの憧れもたびたび語っているだけに、ロッチとの3人でのユニットコントなども是非観てみたいものだ。

AUTHOR

南 喜一


RECOMMENDED おすすめの記事