そして、同じように老舗の芸能プロダクションに移籍したのがモモコグミカンパニー。ワタナベエンターテインメントの文化人部門所属となり、ファンを驚かせた。元々、小説やエッセイでもその才能も開花させていただけに、コメンテーターなど本当に文化人的な活動をしていくのかと思いきや、タレントとしての露出も積極的。さらには、音楽活動を継続することも発表した。
シンガーソングライターのマナミと組んだ音楽プロジェクト名は、（momo）。早速、楽曲を発表したほか、今月末には、渋谷で初のワンマンライブも開催予定だ。BiSH時代から多くの楽曲の作詞を手掛けてきたモモコは、（momo）でももちろん作詞を担当。BiSHの攻めたバンドサウンドとは異なる楽曲のテイストなので、新たなモモコの魅力が感じられるだろう。
最後に、BiSH時代も解散後も一番謎めいているメンバーがリンリンだ。リンリンも解散後の動きは早かった。解散直後に、リンリンという名前を封印し、「MISATO ANDO」名義でのアート活動を開始。他の5人と比べるとメディアへの露出は圧倒的に少ないが、昨年は、ハシヤスメがMCを務めるテレビ番組にゲスト出演するなど、MISATO ANDOとしての元気な姿を見せてくれている。
このように、6人それぞれが解散後も精力的に活動を続けていることは、ファンにとって何より嬉しいことであるし、テレビやラジオでメンバーが共演している姿が見られたり、メンバー同士の交流がSNSなどで発信されたりしていることも嬉しいことだろう。
果たして、東京ドームでの解散コンサートから僅か半年後に、個性的なメンバー6人全員がこれほどまでに華々しくソロで活躍していることを、どれだけのファンが想像していただろうか。BiSH元メンバー達の第2章はまだ始まったばかり。2024年もさらなる勝負をかける6人に注目していって欲しい。
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