「今の自分は焼き肉店のオーナー。SNSのフォロワーを増やそうとも思っていないし、有名になんてなりたくもない。ましてや相撲界に対する恩返しなんて1ミリたりとも考えていません。じゃあ、なんで闘う必要があるのか? それは白血病で苦しんでいる仲間のためです。
相撲の現役時代から熱心に応援してくれている弟分がいて、俺の闘志溢れる姿に勇気をもらっていたらしいんですね。その彼から『もう一度、闘っている姿を見せてくれないか?』と頼まれまして。これはもう男としてやるしかないと立ち上がることにしたんです」
【前編はこちら】Breaking Down参戦、無頼派の元小結・千代大龍 「タトゥーは引退した次の月には入れ始めた」