──しゃべりの上手さだけではない、鈴木さんの感性やスター性が支持されているのかもしれませんね。
「恐縮です……。確かに、予想していないところからチャンスが舞い込んで来ることが私の経験上何度もありました。未知の経験が、人生に大きな影響を与えてくれると学んできたので、苦手意識を持たないで試練でも楽しむようにしています。この番組でも『今どきの恋愛事情』も学んだりして楽しませてもらっています」
──『あざとくて何が悪いの?』ならではの面白さはありますか。
「等身大の私として、一番飾らないでMCをさせてもらっている番組です。人それぞれの恋愛観にも切り込んでいくので、まだ世の中の方が知らないであろう『鈴木愛理』を見せていくことができます。ラジオでは少しずつ出していたんですが、テレビでも私個人を隠していたベールを上げて行こうかなと」
──番組の中で気になった、恋愛に関するトピックは何かありますか?
「『犬系男子と猫系男子』をトークテーマにした回があったんですが(11月17日放送)、猫系男子っているんだ!とそこで知りました。私の中で、男性に犬のイメージはあっても猫のイメージがなかったんですね。オンエアされて皆さんの感想をエゴサーチしてみていたら、猫系男子って当たり前に使うワードなんだって知って。もう感覚が若い世代に追いついていないんだとも痛感しました(笑)。でも番組のおかげで学べたので、『犬系』『猫系』はプライベートでも使っています」
──トレンドを知ってすぐ日常に活かせる。やっぱり時代に敏感ですね。
「新しく知ったことはすぐに日常会話で使ってしまいますね。番組で恋愛エピソードに触れるたびに、私の中の辞書のワードが増えていく楽しさもあります。『猫系』って女の子にしか使わないようなイメージがありましたから……次は女子についてもこうやって分析してみたいですね」