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UPDATE|2023/12/25

なぜ? NMB48小嶋花梨が社長と対談する理由「外の世界を知りたくて、自分から電話でオファー」

来年1月14日と3月3日にはソロコンサートも開催する小嶋花梨



──企業選びはどのようにしていますか?

小嶋 今はジャンルを問わずにお会いしています。飲食店、洋服、物流ビジネス……。本当にバラバラです。自分の知識を増やすために始めたことなので、分野を狭めないように心掛けています。自分から電話をしたり、DMをお送りしたりして、オファーさせていただいています。

──話を聞いていて、感じることは何かありますか?

小嶋 皆さんの考えがそれぞれあって、正解ってないんだなということがわかってきました。ただ、共通していることがあります。それは、どの社長さんも心が広くて、明るくて、楽しいんです。こういう人柄だから、社員さんがついていくだろうし、会社として成長するんだろうなって思いました。

2年くらい前の私は、メンバーに真面目な話をする時、どうしても暗いムードになってしまっていました。社長さんのお話を聞いているうちに、それではいけないと思うようになって、アドバイスする時は、メンバーの気持ちを上げながら伝えないといけないんじゃないかと、マインドが変わってきました。

──そうすると、メンバーも変わっていくのでは?

小嶋 今年の周年ライブで感じたのは、今まで以上に意見を出してくれるメンバーが増えてくれたということでした。キャプテンである私や先輩メンバーが引っ張るという図式ではなくなってきたのは、いい傾向だと思います。

もうひとつ挙げるなら、今年のツアーでAKB48さんの『僕たちは戦わない』に挑戦したんですね。この曲のダンスは本当に難しくて、どのメンバーも踊れなくて、曲中に泣いてしまう子もいたほどでした。みんなしんどいし、愚痴や弱音も聞こえてきました。でも、気がついたら、全メンバーが大声を張り上げてリハーサルをしていたんです。

この曲を絶対に披露したい。カッコよく踊ってみせたい。みんなが同じ気持ちになり、ひとつになっていました。こんな感覚になったのは初めてでした。この何年かで渋谷凪咲さんと話してきたテーマである「泥臭く、がむしゃらに」というグループのテーマが結実した瞬間だったと思います。

【後編はこちら】渋谷凪咲卒業後のNMB48はどうなる?小嶋花梨「私らしく“数打ちゃ当たる”精神で進んでいく」
AUTHOR

犬飼 華


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