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UPDATE|2023/11/22

【本人直撃】「負けたら1千万円払う」ごぼうの党・奥野卓志、Breaking Down出場の勝算

撮影/西邑泰和

ごぼうの党・奥野卓志代表(49)が、1分間の格闘技大会「Breaking Down 10」でバン仲村と対戦することになった。奥野にとっては、 “所沢のタイソン”こと久保広海にKO勝利した「Breaking Down 9」に続いての出場。これまで「超RIZIN」でフロイド・メイウェザーの花束を投げ捨てるなど物議を醸すこともあったが、今回は「男と男の真剣勝負。正面から真剣に殴り合いたい」と前をしっかり見据えながら語る。まずは対戦相手がバン仲村に決まった経緯から聞いた。

【写真】「負けたら1千万円」Breaking Downについて語る奥野代表【5点】

「あのオーディションでは、その前のYouTubeも含めてアンディ南野から絡まれていたんですよ。ところが、その絡み方がね……。『所沢のタイソンとの試合は八百長だった』『(実力を)証明したかったら俺とやれ』とか。

(所沢のタイソンのセコンドをやって)近くで見ていたのにかかわらず、八百長かどうかも分からないのかと。そんな嘘をついて煽られても、簡単に受けたくはないですよね。他の出場者は、覚悟を持っていろんな作戦を考えてあそこに座っているわけですから」

 安い挑発には乗れない。こうした口論のあとだったからこそ、バンのストレートな物言いが響いた。バンは「奥野さん、俺とどうですか?」と切り出すと、「俺、あんたに親和性を感じているんですよ。喋ることに言霊が乗っていて、華もあるし」とラブコール。さらには「引退を懸けてもいい」と覚悟を口にした。

「バンさんが言うことにも一理あるんです。たしかに私は所沢のタイソンに勝ったし、試合の様子はYahoo!ニュースに載って多くの人が知ることになった。裏メインって言われていたけど、実際に再生数で言っても、ジェロム・レバンナやボブ・サップを食っているわけです。

だけど『タイソンが弱いだけで、奥野の本当の実力がわからない』という批判の声は根強く存在していたんですね。その点、相手が『ケンカバトルロワイアル』などでも実績があるバンさんなら、強さを計測する目安になるはずですから」
AUTHOR

小野田 衛


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