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UPDATE|2023/11/11

松本若菜に泉里香、内田理央も…スターダムに駆け上がった『仮面ライダー』女優たちのぶっ飛び伝説

松本若菜初のフォトエッセイ『松の素』(KADOKAWA)



一方、泉里香も『仮面ライダー』シリーズ出演の過去をもつ人物。元々モデル業での活躍が目立っていた彼女だが、2013年放送の『仮面ライダー鎧武』(テレビ朝日系)で見事な演技を見せ付けた。

実は女優としてのデビュー作はもっと古く、別名義で2003年放送の実写ドラマ『美少女戦士セーラームーン』(TBS系)に出演。メインキャラクターのセーラーマーキュリーこと水野亜美を演じていたが、それ以降はしばらく女優業から離れていた。役名のあるドラマ出演が続くようになったのは、それこそ『仮面ライダー鎧武』に出演したあたりからだ。

2021年には『高嶺のハナさん』(BSテレビ東京)で主演・高嶺華役を射止め、2022年には『正直不動産』(NHK総合ほか)で婚活に勤しむ銀行の融資担当・榎本美波を熱演。2024年1月9日から始まる『正直不動産2』への出演も控えている。

ちなみに『仮面ライダー鎧武』では佐野岳演じる主人公・葛葉紘汰の姉・晶という役柄だったが、2019年放送の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)で佐野と久しぶりに共演。「鎧武の葛葉姉弟だ!」とネット上で注目の的になっていた。

また、近年女優としても注目を集めている内田理央にとっても、『仮面ライダー』シリーズは重要な作品だった。デビュー作でこそないものの、本格的な女優デビューを果たしたのが、2014年放送の『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系)だったからだ。

同作で内田が演じたのは、女性警察官の詩島霧子。制服姿が印象的なキャラクターで、愛くるしい言動から歴代ヒロインでも屈指の人気を誇っているが、その人気を支えたのは彼女自身の魅力だろう。

その後、映画初主演を飾った『血まみれスケバンチェーンソー』では、セーラー服にふんどし、下駄を身に着け、血まみれになりながらチェーンソーを振り回す女学生・鋸村ギーコ役で出演。正統派ヒロインの役だった『仮面ライダードライブ』から一転、ここまでセクシーでバイオレンスな役を演じるとは誰が想像できただろうか……。

さらにテレビ東京のドラマ初主演となる『来世ではちゃんとします』では、5人のセフレがいる性依存系女子・大森桃江を熱演。電マを片手にこちらを見つめる同ドラマのキービジュアルだけでも、ファンに大きな衝撃を与えていたが、作中では亀甲縛りのままオムライスを食べさせられたり、シーズン2では“ジャングルジム緊縛”プレイに興じたり……。キービジュアル以上の衝撃がこれでもかというほどに詰めこまれていた。

思い返せば、彼女のデビューのきっかけともなった「日テレジェニック」のオーディションでは、水着姿でアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のED「ハレ晴レユカイ」を歌って踊ったそうなので、このときから内田の“ぶっ飛び伝説”は始まっていたのかもしれない。

イケメン俳優に限らず、今をときめく女優も輩出し続けている『仮面ライダー』シリーズ。今後もどのような“ダイヤの原石”が発掘され、華開くのか、注目していきたい。

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