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UPDATE|2023/10/03

出展企業は1.3倍に「東京ゲームショウ2023」を盛り上げたコンパニオンフォトレポート

撮影/ごい

千葉県・幕張メッセにて開催された、日本最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2023」(TGS)が、9月24日に閉幕。ことしは昨年よりも出展企業が1.3倍も増加し、過去最高の787社が会場を盛り上げた。

【写真】東京ゲームショウ2023を盛り上げたコンパニオンたちのフォトレポート【84点】

過去最高の盛り上がりと行っても過言ではない「TGS」だったが、そこで気になるのは、各社のコンパニオンたち。ゲームイベントであることから、作品に関連したコスプレに扮(ふん)したコスプレコンパニオンが多いが、一方でそうではないコンパニオンも存在する。むしろ、昔からイベントに参加している人であれば、コスプレしないコンパニオンの方が一般的なのではないだろうか。本稿では、そんなコンパニオンの方々をクローズアップして紹介していきたい。

まず紹介したいのは「SEGA」のブース。2024年1月26日に発売予定のシリーズの最新作『龍が如く8』の舞台がハワイにちなんで、アロハシャツにショーパンといったスタイルのコンパニオンたちが多かった。コンパニオンの衣装といえば、ラグジュアリーなものやユニフォームスタイルなどが一般的。しかし、敢えてラフなスタイルのSEGAブースコンパニオンは、会場でも特に目立っていたのではないだろうか。

また、ことしの2月に発売された『龍が如く 維新!極 』は、幕末の京の街を描いた作品だったことから、昨年の「TGS」では、新選組の隊士風の衣装を着たコンパニオンがブースを彩っていた。ことしはと言うと、『龍が如く』らしくドレッシーな衣装をまとったコンパニオンたちが、高級感溢れるフォトスポットで優雅に来場者を待ちわびていた様子だった。

ちなみに、ことし発売予定の『龍が如く7外伝 名を消した男』に出演する、生キャバ嬢オーディション合格者のフォトセッションも同時開催されていたそう。ただ美しいお姉さんたちが並んでいるわけではなく、ゲームと連動した新たな試みにも挑戦していた興味深いブースだった。

中国を拠点とする「Kuro Games」のブースも壮観。スマートフォン向けの3DアクションRPG『パニシング:グレイレイヴン』など人気タイトルを配信する同社は、TGSのブースも一段と力の入り具合が違ったように見えたからである。

同社から配信予定のオープンワールドゲーム『鳴潮 (Wuthering Waves)』のブースには、作中に登場するキャラクターのパネルや、「無冠者」という主人公たちの敵を模した大きな造形モデルが配置。オープンワールドタイトルということを彷彿とさせる、奥行きあるゲーム体験スペースも魅力的だった。

そんな世界観が創り上げられたブースのコンパニオンたちも、他とは一味違う。ハート型のエンドパーツが目を引くチョーカーや、さまざまな装飾が施されたトップス。スカートにはシルバーアクセサリーがあしらわれており、可愛らしくもエッジが効いた衣装といったところ。衣装の細部までこだわりを感じることができる衣装から、同社のこだわりが見て取れた。

「TGS」の会場へ行くと、ブースのテーマパーク感や、コンパニオンの美貌についつい目を奪われてしまいがち。しかし、目を凝らして見ると何かしらのテーマやこだわりがあることに気づく。出展者側の意図を探ってみると、新たな楽しさを発見できるかもしれない。

【あわせて読む】「東京ゲームショウ2023」"一味違う"ハイクオリティなコスプレコンパニオン41人【写真120枚】
AUTHOR

鳥羽 竜世


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