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UPDATE|2023/10/02

大喜利イベント二冠で話題・AMEFURASSHI 小島はなのアイドルとしての原点

小島はな 撮影/田中健児

4人組ガールズグループ「AMEFURASSHI」のメンバーで、ボーイッシュなショートカットがトレードマークの小島はな。芸能界入りしたのは10歳のときで、決して順風満帆な道のりではなかった。しかし不遇の時代を乗り越えたAMEFURASSHIは、アイドルの枠を超えたパフォーマンスで脚光を浴び、小島自身も多くの女性ファンを獲得している。まだ十代ながらも様々な苦難を乗り越えた彼女のキャリアを追う。

【写真】大喜利で注目、小島はなの撮りおろしカット【5点】

──小島さんは現在AMEFURASSHIとして活動していますが、小さい頃からアイドルに憧れはあったんですか?

小島 お姉ちゃんの影響で、ももクロさんが大好きではありました。でもこの世界に入ったきっかけはアイドルになりたかったからではないんです。塾に通っていたんですけど、勉強が嫌いだったので、どうしても塾を辞めたくて。お母さんに伝えたら、「他に夢中になれることや、勉強以外で頑張れることを探しなさい」と言われて、とにかく忙しくなれば辞める口実になるな……と運試しみたいな気持ちでスターダストのオーディションを受けたんです。

──事務所に入って、すぐにやりがいは感じましたか?

小島 習い事感覚で入っちゃったので、最初は義務感でした。2014年から「3B junior」(スリービージュニア)としての活動が始まって、その翌年にはグループ内ユニット「マジェスティックセブン」が結成。そのあたりからこのグループで売れたいという気持ちが芽生えていきました。それまで私は何をやっても長続きしたことがなかったので、今これだけ続けられているということは、私に合っていたのかなと思います。

──3B junior時代は、年上メンバーが目立った活躍をしていて、なかなか小島さんの世代は前に出られなかったんですよね。

小島 私たち年下組は1年に1、2回というくらいライブの数が少なくて、衣装もないのが当たり前、オリジナル曲がもらえないのも当たり前。でもその経験があったからこそ、今のありがたみが分かるというか。今ではちゃんと土台作りができたのでその時代があって良かったなと思います。

──3B juniorは正統派アイドル路線でしたが、現在のAMEFURASSHIはアーティスト然としたかっこいい路線です。どちらが自分に合っていると感じますか?

小島 うーん、第三者から見たらAMEFURASSHIなのかな。でも自分的にはかわいいアイドルが好きなんです(笑)。見た目が、あーりん(佐々木彩夏)みたいな感じだったら、かわいいフリフリの衣装を着たいなと思うんですけど、やっぱり自分に合っているのはAMEFURASSHIですね。

CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/田中健児


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