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UPDATE|2023/08/11

『M 愛すべき人がいて』で話題に、安斉かれん「嫌だった自分の声を受け入れられたきっかけ」

安斉かれん 撮影/たむらとも

2023年8月4日に自身初の写真集『in all (ラブ)』(小学館)を発売したアーティストの安斉かれん。湘南の音楽好き少女だった安斉は、2019年にデビューし、翌年『M 愛すべき人がいて』でドラマ初主演を遂げるなど話題をふりまいてきた。写真集の思い出や、音楽へのこだわりをあらためて聞いた。※写真集タイトルの(ラブ)部分、正式名称はハートマーク

【写真】『M 愛すべき人がいて』で話題・安斉かれん 撮り下ろし写真【5点】

──デビューからの4年間で、音楽活動に加えて『M愛すべき人がいて』などでのドラマ出演、海外ライブ、そして今回の写真集と、沢山の経験をしてきました。

安斉 25歳くらいまでに、若い私を記録するように写真集ができればなと思っていて、それが実現したので夢が一つ叶いましたね。しかも、好きな藤沢と沖縄で撮れたので、「今の私らしさを写真にするなら」をたっぷり追求できました。

──安斉さんらしさといえば、やっぱり一貫しているのが音楽なのかなと思います。もう、20年近くのかかわりになります。

安斉 そうですね。小学生で楽器を始めて、中学生の時に初めて観たザ・ローリング・ストーンズのライブでバックのバンドが好きになってアルトサックスを始めて…でも中学では黒髪でないと吹奏楽部で大会に出させてもらえなかったので、せっかく染めた髪を黒に戻したりしていましたね。唯一ギャルでなかった時期かも(笑)。

──サックスは写真集でも印象的に使っていますし、アルバムの『ANTI HEROINE』ではインスト曲の『てくてくカレンダー』でも演奏していました。

安斉 歌よりも何よりも、とにかく楽器が好きだったんです。アルトサックスのインストラクターになりたいなと思っていた高校時代にスカウトされて、東京に出るようになったんですね。自分の声もあんまり好きではなかったし、最初は歌の話にも全然興味がなかったです。
CREDIT

衣装協力:ブラウス ¥36,520、ショーツ ¥35,750、ともに『ラ・クチュール トーヨー キッチン スタイル』(DISAYA)


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