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UPDATE|2023/08/11

1st写真集が発売、安斉かれん「イチオシは沖縄のプールで泳ぐカットです」

安斉かれん 撮影/たむらとも


──藤沢と沖縄、ふたつの土地での『安斉かれん』を写真で表現してきたわけですが、それぞれの場所で、どんな面を見せようと思いましたか?

安斉 藤沢では等身大の私というか、いつもの日常をすごす感覚でカメラの前にいたと思います。だから、素顔の安斉かれんってこんな感じなんだなって感じてもらえれば。沖縄ではもっとはじけることができましたね。イチ押しはプールで泳ぐカットですが、実は3月の撮影ですごく寒かったんです(笑)。でも景色はすごくキレイだし、人も少なくって自由に撮れて、寒かったけど沖縄感をすごく出せた写真になっています。

──タイトルの『in all (ラブ)』にちなんで、安斉さんが考える、愛のあり方についてもお聞きします。

安斉 これはもう、人の数だけ正解があるんじゃないでしょうか。何が好きとか、どんな人が好きとか、時間によっても変わってくるし、相手の受け取り方も変わってきますよね。ちょっと歪んでしまうこともあるかもしれませんが、どんな形でも、好きや愛の感情って肯定してしまえるものなのかもしれません。

私、アンパンマンのキャラクターの中でもドキンちゃんが大好きで、中学生の頃もアクセサリーをリュックにつけたりとかしていて。 「ドキンちゃんになりたい」みたいなこともずっと思ってました。彼女は可愛いのはもちろんなんですけど、しょくぱんまんに片思いしていて、でも細菌とパンだから、結ばれない関係なんですよね。結ばれないんだけれど、しょくぱんまんに向けてはいつも健気なところが女子力高くって、そういう内面に共感していたのかも。それも愛の形なのかもしれませんね。

──地元への愛も、安斉さんを形作る大切な要素のひとつのようですね。

安斉 今でもあの中学でよかったな…って、育った環境には感謝しています。それと、私のファンもなんだか地元の友達と似たところがあるな、と感じていて、すごく優しいんです。私のいないところでも集まってパーティーしていたりとか、(ファン同士が)幼馴染の親友みたいじゃんって思います。そういった、たくさんの愛のおかげでお仕事を楽しめていることを、地元に帰っての写真集作りで改めて実感しています。

【後編はこちら】「音楽以外は何も長続きしなかった」安斉かれん、目標をつくらないナチュラルな創作意欲

▽安斉かれん 
1999年8月15日生まれ、2019年5月1日にavexよりアーティストデビュー。2020年『M 愛すべき人がいて』でドラマ初主演。5thシングル『僕らは強くなれる。』(2020)はGoogleトレンド急上昇ワードで1位を1ヶ月の間に2度獲得。
2023年3月29日に『ANTI HEROINE』『僕らはきっと偽りだらけの世界で強くなる。』のファーストアルバム2枚を同時リリースする。8月4日にファースト写真集『in all (ラブ)』を発売。
CREDIT

衣装協力:ブラウス ¥36,520、ショーツ ¥35,750、ともに『ラ・クチュール トーヨー キッチン スタイル』(DISAYA)


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