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UPDATE|2023/05/29

M-1優勝から1年半、錦鯉・渡辺「中身は何にもない、それで笑ってもらえる人になりたい」

錦鯉・渡辺隆 撮影/松山勇樹



最近は、会う人会う人に「みりちゃむ見ましたよ」って言われます(※テレビ東京「ゴッドタン」他プロデューサー佐久間宣行氏のYouTube企画「罵倒キャバクラ」シリーズで共演する、雑誌「egg」専属モデルの大木美里亜ことみりちゃむ)。あれはワタクシは本当に楽しかったですねえ。

まあ、みりちゃむは他の番組を見ていても、どこでもちゃんと結果を残しているすごい子ですから。あの企画は本当に僕への負担が無くて、佐久間さんにも「キャバクラの企画をやるんで、お客として入ってください」ぐらいしか言われてませんでした(笑)。バズったのは100%みりちゃむのおかげなんですけど、もう僕にとっても代表作みたいになってます。ただお酒を飲みに行っただけなのに(笑)。

お酒はずっと好きですね。なんだかんだ飲んでます。コロナ禍ではなかなかお店には行けなかったですけど、それでも最近はたまに収録終わりにキャバクラに行ったり。「これが終われば飲める!」って気持ちでやってることも、ありますね。

仕事で飲めない日もあるので、それが休肝日ってことで(笑)。だから、忙しいですけどストレスはないです。

僕が子供の頃に見ていたテレビの世界は、収録が終れば毎日ドンチャン騒ぎ、みたいな感じでしたけど、いざテレビに出られるようになったら全然でした。そんなことをしている人は聞かないですし、むしろテレビに出ている人が一番真面目なんじゃないかな。何かやらかしたらすぐに拡散される時代ですから。「話が違うよ!」とは思ってます(笑)。

どこで飲んだって夜遊びしたって、迷惑さえかけなきゃ、隠す事じゃない。逆にそういうことを隠すからみんな見たがるのかもしれないし。だから僕は隠さないです。

むしろ、頑張って漫才作ってます、とかそういう部分はあんまり言いたくないタイプです。バットを振って練習している姿は見られたくない。舞台やテレビでそのまんま、適当なことをしゃべっているやつだな、って思われたい。

表の部分とか、ガワだけを見てもらって笑ってほしいんです。今はお笑いでもマンガでも何でも深く考察して面白がる、みたいなことがブームですけど、錦鯉の漫才なんて深い意味なんか何もないですから。

意外な一面、とかどうでもいいですよ。意味もないのに笑わせることって、圧倒的に面白くないとできないことだと思うんです。少なくとも僕は誰かに深読みされても中身は何にもない、それで笑ってもらえる人になりたいです。

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