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UPDATE|2023/04/20

乃木坂46 池田瑛紗、東京藝大への進学で広がるアイドルとしての可能性

池田瑛紗/『乃木坂46 30th 池田 瑛紗 個人PV予告編』(乃木坂46 OFFICIAL YouTube CHANNELより)


「5期生ドキュメンタリー」でクールな印象を受けたファンを大きく裏切ったのが、『新・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)だった。『乃木坂工事中』(テレビ東京系)に先立って初の地上波出演となった第1回の放送でJUDY AND MARYの『OverDrive』を奥田いろはとデュエットで披露すると、王道アイドルを彷彿とさせるアイドルスマイルで大きなインパクトを残した。また同番組ではおっとりとした話し口調と独特なキャラクターも相まって個性の強い5期生の中でもとりわけ存在感を発揮。中でも筆者が強烈に印象に残っているのが一人ミュージカルだ。

池田の歌唱に合わせて他のメンバーも歌っていく流れは番組の恒例となっており、どこか掴みどころがない不思議ちゃんというイメージも強い。そんな独特なキャラクターは『乃木坂工事中』の「内輪モノマネ対象」での一ノ瀬のモノマネに現れている。そんなギャップを発揮している池田は「活動という意識を持つと、恥ずかしさがなくなるんです」と語っていることからも、池田のプロ意識の高さが独特なキャラクターを生んでいる(参考:『日経エンタテインメント! 乃木坂46 Special 2023』)。

しかし、一方でお披露目時から特技として挙げていたのが絵を描くこと。『乃木坂工事中』では「美大を目指す予備校生」と紹介され、30秒で鉛筆を削ったり、どんな絵でも美術用語で講評したりという特技をアピールするほか、自身が描いた絵を紹介するなど、本格的な美術のセンスを披露した。

乃木坂46には生田や堀未央奈など画伯として話題になるメンバーはいたが、池田は若月佑美や深川麻衣らと同様に本格派。実際に様々な場面で絵を披露してきたが、池田の絵の上手さに驚くメンバーも多い。

AUTHOR

川崎 龍也


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