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UPDATE|2023/03/08

『AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』驚異の中学2年生・STU48岡村梨央が大きな爪跡

岡村梨央/アイドル番組定点観測 第209回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第209回となる今回の観測期間は2月28日(火)~3月6日(月)。

【写真】「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」池田裕楽&岡村梨央の熱唱シーン【6点】

AKB48グループの中で最も魅力的な歌い手を決める大会『第5回 AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』。3月2日(木)のユニット戦・決勝に続いて、翌3月3日(金)には個人戦・決勝が日本青年館ホールで開催され、CS TBSチャンネル1で生中継されました。

大会を制し5代目女王に輝いたのは、『愛のカタチ』と『懐かしい未来』を歌唱したSTU48・池田裕楽でした。彼女は過去に第3回大会(2020年)でも優勝を果たしており、今や“歌うまアイドル”として音楽番組に出演することも多い「大本命」。

今大会でも貫禄に満ちた歌唱は群を抜いており、審査員を務めた水森かおり(『NHK紅白歌合戦』20年連続20回出場歌手)に「説得力がアイドルじゃないんですよ。もう出来上がったアーティストの域」「ものすごく迫力もありますし。すごい勉強になりました。これからが楽しみですね!」と言わしめたほど。さらには審査結果が判明する前にも関わらず「おめでとうございます」と声を掛けられており、それもまた彼女の強さを皆が認めていた証左でしょう。

これまで大会を2度制したメンバーはおらず、池田は大会史上初の快挙を成し遂げたことになります。なおWEBニュースを読むと次回ユニット戦への意欲を示す本人の発言もあり、もしかしたら個人戦とユニット戦の両方を制する完全女王が誕生する日も近い!?

AUTHOR

左藤 豊


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