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UPDATE|2023/03/04

恋人リチ、クロちゃんの本を読んでみた「アンチはクロちゃんの手のひらで踊らされているだけかも」

リチ 撮影/松山勇樹

列島を震撼させた『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の恋愛企画「モンスターラブ」での“特濃キスシーン”以降、クロちゃん(安田大サーカス)の恋人となったリチの存在が一気にクローズアップされている。現在、彼女はBiSHや豆柴の大群が所属するWACKと契約を結んだばかりの“タレント1年生”。海千山千の芸能界で上を目指すため、クロちゃんから“イズム”を叩き込まれている最中なのだという。その際に教科書として何度も精読しているのが、“彼氏”が書いた実用書『日本中から嫌われている僕が、絶対に病まない理由 今すぐ真似できる! クロちゃん流モンスターメンタル術30』(徳間書店)だ。今回、リチが書籍の中で特に印象に残ったという箇所を中心に、“実践可能なクロちゃん流メンタル術”を詳細解説してくれた。

【写真】『水曜日のダウンタウン』で大注目のリチ【9点】

恋人としてクロちゃんと多くの時間を過ごすうち、「その場の思いつきでテキトーに発言しているように見えて、実は緻密な計算が働いている」とリチは看破。今や人気番組や各種イベントから引っ張りだこのクロちゃんだが、本の中にその成功哲学が詰め込まれていると主張する。

“実験精神”を発揮して相手の反応を伺う

クロちゃんって周りから見ると「どんな意味があるの?」という謎の行動を連発するんです。たとえば「わざとエッチな本を机の上に置き、女の人の反応を伺う」という戦術。これは私も実際に喰らいました(苦笑)」。

本人は「まぁこれは一種の実験だから。どんな反応が来るか見ているだけ」とか言いながらニヤニヤしているんです。なんか微妙に上から目線なんですよ。「俺の思惑通り、みんなソワソワしているな」みたいな感じで。実験精神のことは本の中でも触れていましたよね。

近くで見ていて感じるのは、クロちゃんはわざとアンチの人を怒らせているような面があるということ。叩かれるように仕向けているんじゃないかって疑うほど。みんなはクロちゃんを叩いて溜飲を下げているかもだけど、それはクロちゃんの思うつぼなのかも(笑)。たぶんこの記事がアップされたら、そのコメント欄も怒りの声で埋まると思うんですよ。だけど冷静に考えたら、それってクロちゃんの手のひらで踊らされているだけかもしれない。そういうSNSの使い方を横で見ていると、クロちゃんって一枚も二枚も上手だなって思います。

クロちゃんが何も考えずに行動したり発言したりすることは絶対にないと思う。なにかしら本人なりの“狙い”とか“目的”があるんです。そういう角度で今までの炎上騒動を振り返ってみると、クロちゃんの策略家ぶりにハッと気がつくかも!? やっぱり発想が普通ではないんですよ。

なんでも人のせいにする“他罰的思考”

この本の中でも中心となる考え方ですよね。要は「自分は悪くない」ということで、なんでもかんでも人のせいにするわけです。たしかにこういった発想を身につければ、病まないのかもしれません。私自身は、人のせいにするとエスカレートして「一生恨んでやる」となりそうだから、「悪いのは自分なんだ」と自責するタイプです。

ひとつ私から補足しておきたいのは、「他人のせいにするのは結構だけど、それは心の中にしまっておいたほうがいい」ということ。クロちゃんと一緒にいると、関係者の陰口がものすごい勢いで飛び出すんですよ(笑)。お世話になっているマネージャーさん、同じ事務所の芸人さん、裏方のスタッフさん……。私からすると、みなさん、すごく優しくてお仕事もできる方なのに!

クロちゃんは吐き出すことで病まないのかもしれないけど、聞いているこっちが病みそうになってくる(苦笑)。たとえ親しい家族や恋人であっても、あんまり人の悪口は言わないほうがいいかもしれません。

AUTHOR

小野田 衛


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