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UPDATE|2023/02/17

BreakingDown瓜田純士がバン仲村戦へ心境激白「みんなが期待している感動ストーリーにはならない」

撮影/たむらとも

いよいよ開催が目前に迫った「BreakingDown7」(2月19日、幕張メッセ)。その中で破格の注目を集めているのが瓜田純士VS.バン仲村の“遺恨対決”である。両者は2013年にトラブルを起こし、結果、仲村は傷害・恐喝・器物損壊で逮捕されることになる。

【写真】試合は今週末、今の心境を語る瓜田純士【8点】

さらには、ここに来て仲村が当時の舞台裏をインタビュー記事で告白。その刺激的な内容はBreakingDownファンにも少なからず衝撃を与えた。そこで瓜田本人に「バン仲村さんの記事は読みましたか?」と尋ねてみると、「読んだけど、反論する気にもなれない」と半ば呆れた様子で口を開いた。

「光(バン中村)の考えだけをまとめれば、あの記事のようになるということでしょう。しかし俺の言い分や登場人物である少女の当時の心境が加われば、意味やストーリーは180度変わってくる。その気になれば、光の主張には1から10まで全部カウンターで反撃できるし、完全論破することだってできます。こちらはあえて何も言わないだけなんですよ」

これまで瓜田が“10年前の出来事”について深く言及しなかったのは、いくつか理由があるという。まず大きいのは、関係者に火の粉が降りかかる恐れがあることだ。

「当事者である俺と光の間で起こったこと自体は、正直、大した話ではないんです。非常に低レベルな揉め事。それは、あいつだってわかっているはずですよ。そして俺たちは10年間、この件について話し合うことをしなかった。気がつけば俺を取り巻く環境もすっかり変わったし、光だってそう。少なくても俺はそういう認識でいました。なにしろ当時の俺は本当に厄介な問題に巻き込まれていたし、あいつもあいつで家庭を持っていて奥さんと子供がいましたからね」

キーパーソンは事件の発端になった少女かもしれない。10年前、瓜田は「甲府に少女を軟禁して食い物にする実業家がいる。俺は身体を張って彼女を守った」と新聞紙上で告発。これに対して仲村は「瓜田は少女と勝手に男女の仲になって暴走した」と今になって主張し始めた。両者の言い分は真っ向から対立している。
AUTHOR

小野田 衛


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