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UPDATE|2023/02/04

アイドル生活19年・金澤有希、ラストメッセージ「たぶん私、アイドルになるために生まれてきた」

金澤有希 撮影/荻原大志



昨年の12月にリリースされた『超絶☆HAPPY ~ミンナニサチアレ!!!!!~』は、金澤および同時に卒業する長尾しおり、樋口なづなにとってラスト作品だ。グループとしては初のミニアルバムで、全6曲が収録。中でもMVも公開されているリード曲の『キミニサチアレ!!』は底抜けにファンキーなディスコチューンで、ファンからも絶大な支持を集めている。

「いわゆる卒業ソングっぽい、しんみりした曲でお別れしたくないという気持ちが自分の中にありまして。ましてやスパガはキラキラした曲調のナンバーが多いので、みんなで踊ってノリノリで盛り上がれるこの曲は最高にハマっているなとうれしくなりました。今後のスパガにとっても特別な1曲になるはずなので、ぜひ愛し続けていただけたらなと思っています」

そして2月10日(金)には、日本橋三井ホールで金澤ら3人にとっての最後のコンサートが控えている。泣いても笑っても、これがラスト。

「19年間の集大成を見せる意気込みで臨みます。この日は私だけじゃなく、スパガ5章にとっても有終の美を飾ることになりますからね。絶対に満足できるライブにしたい」

芸能界を引退しても、ファンの心に金澤の存在は生き続けるだろう。これからはアイドルで培ったものを生かして金澤の人生も続いていく。

「一番大事なのは、スパガがこれからも続いていくということ。新しく始まる第6章もぜひ見届けてほしいし、応援していただけたら幸いです。私ももともとは熱心なアイドルファンだったから、ファンの方の気持ちもわかる部分があるんですよ。テレビや動画でもあんなにキラキラしていた存在が、実際に会場で観てみると何十倍も輝いている。こんなに素晴らしいアイドルというジャンルは他にないなって本気で思います。だから気になる子が1人でもいたら会いにいってほしいし、グループ全体が好きでも会いにいってほしい。繰り返しになりますが、アイドルが輝けるのはファンの方の存在があってこそなんです。今まで温かい応援、本当にありがとうございました!」

羽を休めた“アイドル渡り鳥”に幸あることを期待してやまない。

【前編はこちら】現役生活19年に終止符、“アイドル渡り鳥” 金澤有希がマイクを置く理由
AUTHOR

小野田 衛


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