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UPDATE|2022/09/22

『個人差あります』がついに最終回、夏菜、新川優愛、白洲迅よりラストメッセージ到着

土ドラ『個人差あります』(東海テレビ)磯森晶(夏菜)磯森苑子(新川優愛)

土ドラ『個人差あります』(東海テレビ)が9月24日(土)に最終回を迎える。(※最終回は通常より15分遅い 23時55分~放送)。今回、キャストの夏菜、新川優愛、白洲迅よりから、作品への思いとメッセージが届いた。

【写真】夏菜、新川優愛、白洲迅が出演する『個人差あります』

土ドラ『個人差あります』は新川優愛、夏菜、白洲迅がトリプル主演する作品で、突如性別が変わってしまう「異性化」に翻弄される夫婦の物語。

──今作はご自身にとってどんなドラマでしたか?

夏菜 今までいろんな役をやってきましたが、今回は久しぶりに役として生きている感覚、役と一緒に生き抜いた感じがします。魂を感じた役だったので、私の役者人生の中でも転機となる財産のような作品でした。

私生活では子供も産まれたばかりで正直、役者モードに入るのが難しく不安になることもありました。そしてやればやるほど難しい役で考えれば考えるほど答えがない作品でしたが、現場のメンバーが本当に素晴らしくて救われたことも何度もありました。皆さんが私にいい影響を与えてくれ、とても集中して毎日を迎えることができたので、改めてみんなで作品を作るという感覚を思い出しました。

新川 トリプル主演というのも初めてでしたし、こういった題材でいろんな愛の形が描かれているというストーリーもなかなか携われる機会はないので、とても新鮮な作品でした。“異性化”という設定で二人の夫(夏菜・白洲)とお芝居をするのも最初は戸惑いましたが(笑)、とても楽しかった。なかなか経験できない役をさせていただいたと思います。

白洲 とても“面白い”ドラマでした。もちろん二人一役は簡単ではなかったし、夫婦の在り方や、いろんな人間模様を表現するために、あれやこれや考えましたが、それが常に僕自身を面白がらせてくれる作品だったなと思います。改めてお話を観てみると、想像以上に女・晶が自分として見えてきて、とても良い驚きがありました。晶を共に演じたのが夏菜さんで良かったなと、改めて感じました。

──撮影で印象に残ったシーンは?

夏菜 たくさんありますが、晶の気持ちが分かったと最初に思ったのはドラッグストアのお手洗いでの生理のシーンです。突然生理が来た時の晶の気持ちというのは、私は女性なので分からないと思いながら当日を迎えたのですが、何度か本番をやらせていただく中で、すっと役が入ってきました。あのシーンを経てから晶の気持ちと共に生きることができました。

新川 私は誰かと対峙してというシーンが多く、どの方とも印象に残る濃い時間を過ごさせていただいたのですが、スミレさん(大浦龍宇一)との最後のシーンはとても切ない気持ちになりました。それは澤さん(大浦龍宇一・二役)の決断であり、一視聴者としても“切ないな”とセリフを聞いていました。

白洲 挙げるとキリがないくらい濃いシーンばかりでしたが、晶と苑子の出会いのシーンは印象に残っています。お互い自分から連絡先を聞いたと思っている二人。真相はどうなのか分かりませんが、それって素敵なことですよね。最終話でも、二人の出会いについて触れるシーンがありますのでお楽しみに。

──最終話の見どころ等、メッセージをお願いします!

夏菜 衝撃の展開だらけです。ドラマを通して感じるのは、最近の日本の社会は私たちの世代が知っていた社会ではなくなってきていて、もっと多様性を受け入れていく時期になってきていると思います。このドラマを観ていただくことで、生きづらさを感じている方の気持ちを少しでもほぐせたのであれば嬉しいですし、何かを感じていただけるラストになっていると思います。

新川 苑子はやっぱり最後まで晶が好きというところを観ていただけると思いますし、最終的に二人がどういった答えを出して進んでいくのかというところを見届けていただきたいです。ラストシーンがとても衝撃的なので、ぜひ最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。

白洲 僕はこの作品が大好きです。観てくださる皆さんに、“何か”が伝わるように、みんなで大切に作りました。晶と苑子はどんな答えを見つけるのか、どうか届きますように。

【あわせて読む】土ドラ『個人差あります』新川優愛が共演者を語る「夏菜さんは少年のような雰囲気でかっこいい」

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