──2019年末に結成された豆柴の大群も3年目の中堅グループとなりました。自分たちとしては何がデビュー当時と変わったと思いますか?アイカ 普段から一緒にいると変化に気づかないけど、見た目はそれぞれ変わったかもしれないね。
ハナエ 昨日、私は衝動的に前髪を切りました(笑)。でも一番大きく変わったのはトーク面じゃないですかね。 デビューしたときのインタビューなんて何もしゃべれなかったので。
カエデ トークが鍛えられたのは本当に『豆柴LOCKS!』(ラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』内の冠コーナー)のおかげ!
ミユキ それも最初は台本を読むだけだったもんね。アイカなんて台本を読むことすらままならなかったくらいだし。
アイカ あまりにも棒読みすぎるし、訛りもひどいってことで何度も何度も録り直しさせられました(笑)。
ナオ アドリブなんてまったく対応できなかったし、生放送なんてやった日には放送事故スレスレだったよね(笑)。
カエデ 『豆柴LOCKS!』でのトークが成長してくると、ラジオだけじゃなくてライブのMCとか取材にも活かすことができるようになってきたんです。
──それこそクロちゃんだってトークのプロじゃないですか。ナオ 昔は細かくアドバイスしてくれたんですけどねぇ。
ミユキ すでに過去形になっている(笑)。でも、たしかに昔はすごかったですよ。雑誌に載っているインタビューを読んで「こう切り返したほうがいい」とか細かくアドバイスしてくれましたから。エピソードトーク用に自分から話題を提供してくれることもありましたし。「『最近、クロちゃんに言われて嫌だったことは?』と聞かれたら、このネタを使いなさい」とか言ってくれるんです。
ナオ でもさ、考えようによってはクロちゃんも私たちの成長を認めてくれたのかもね。そこまで手取り足取り教えなくても大丈夫だって考えるようになったんじゃない?
アイカ う〜ん……そうかもだけど、なんか釈然としないなぁ(笑)。
──バラエティ番組出身のグループだけあって、YouTubeの内容もすごくレベルが高いですよね。ナオ アイドルがやっているとは思えないくらい過激なコンテンツも多いですし(笑)。
ミユキ やるんだったら中途半端じゃ意味ないですからね。最初は『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で豆柴の大群を知ったというケースが99%だったけど、今はYouTubeで私たちを知ったという人も増えているんですよ。
【後編はこちら】豆柴の大群が語るWACKと「クロちゃんの歌詞が独特すぎる」最新シングル▽豆柴の大群
アイカ・ザ・スパイ、ハナエモンスター、カエデフェニックス、ミユキエンジェル、ナオ・オブ・ナオの5人からなる『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の番組内企画「MONSTER IDOL」から誕生した、安田大サーカスのクロちゃんがアドバイザーを務めるアイドルグループ。最新シングル『豆んJOY / 間違いだらけのヒーロー』発売中。