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UPDATE|2022/07/24

映画『恋は光』ロングラン上映に感謝、反響に喜ぶも「七瀬ちゃん目当てと言われました(笑)」

(C)秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会



この日の観客は、半分以上が今作を2回以上鑑賞しており、中には5回以上、10回以上も観ているというツワモノも。

そんな熱烈なリピーター向けに、今作をより楽しむことができる見どころや撮影の裏話を聞くと、小林監督は「マニアックなポイントですが、初めての女子会という感じで北代と宿木(馬場ふみか)、東雲(平祐奈)がワインバーに行くシーンで、東雲が恋の定義を否定されるところがありますが、その時の東雲の顔に注目してほしいです。『何言ってるの、この人?』という感じの良い表情をしてます。その後の、北代がひとりおいしく肉を食べているところもポイントです」とアピールする。

西野はこのシーンについて「楽しかったです。北代は、東雲と宿木のやりとりを俯瞰で見ていることが多くて、やりとりが噛み合ってなくて『おもろいなぁ』という感じで見ているのが面白かったです(笑)。そこに参戦していかないところに北代っぽさが出ているのかなと思います」と語る。

神尾は、自身の大変だった撮影として「ひたすら想いをノートにしたためるところですね。長かったです!」と述懐。

自分で鉛筆を削って、せっせと書き続けていたそうだが「実はカメラの外に監督がいて、ずっと監督と話をしながら書いてました。胡坐(あぐら)で足がしびれるのがしんどかったです(笑)。交換日記が出てきますけど、祐奈ちゃんの字がめっちゃキレイでした。僕もキレイなんですけど(笑)、祐奈ちゃんの字はすごくキレイでビックリしました」と細かい見どころを明かした。

西野は、アユ釣りのシーンに触れ「釣った後、食べてるんですけど、養殖と天然のどっちも食べました(笑)。本当にいっぱい食べてます。メチャクチャおいしかったです!」とニッコリ。神尾から「天然と養殖、どっちが好き?」と尋ねられると「養殖(笑)」と答え、神尾からは「養殖かい(笑)!」とツッコミが飛び、会場は笑いに包まれる。

小林監督から「頬っぺたにアユをくっつけながら、良いお芝居をしてました」と言われると、西野は「ついてました?」とキョトン。「メッチャついてたよ(笑)!」との監督の言葉に「そこも注目してください(笑)!」と呼びかけていた。

この日は、観客からの質問にも回答。西条の部屋のビデオデッキにホコリが被っているなど、細かい部分まで作りこまれていることに感銘を受けたという観客からは、登場人物ごとの部屋のこだわりについて、また、北代の部屋は映画に登場しないが、もしも描かれるとしたら、どんな部屋だと思うか?という質問が。

神尾は、「西条の部屋はすごかったです。本当に隅までちゃんと作りこまれていました。生活感があってメッチャいいですよね!」と深くうなずく。小林監督は「トラック一台分くらいの荷物を運んでセッティングしました」と語り、机まわりについてゴチャゴチャしているが、汚く散らかっていないというところや、祖父と同居していた名残が見られる点など、こだわりのポイントを明かした。

北代の部屋が登場するなら?という問いに西野は「キレイでもないし、散らかってもなさそう」と語り、監督が「意外とファンシーなぬいぐるみとか…?」と語ると、神尾も西野も「ありそう!」と同意した。

北代の服や髪形などのファッションについて、西野のお気に入りを尋ねる質問には、西野は「かわいかったですね。ちょっとボーイッシュでサンダルが多くて」と嬉しそうに語り「釣りの時の格好は結構好きです。ガッツリと釣りの装備って初めてだったので(笑)。白いオーバーオールも好きです。ひとつ結びにしていて印象的です」と明かしていた。

最後に神尾は「この映画がとにかくもっともっとたくさんの人に劇場で見ていただけたら嬉しいです」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。

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