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UPDATE|2022/07/13

ハロプロの末っ子ユニット・OCHA NORMA、メジャーデビューまで3年の軌跡

『恋のクラウチングスタート/お祭りデビューだぜ!』(OCHA NORMA)



もちろん楽曲だけではなく、個性豊かなメンバーにも注目が集まっている。リーダーの斉藤はハロプロだけでなくアニメやゲームなどの“ガチオタ”で、熱心な推し活の話をブログで繰り広げている。米村と石栗は2016年に研修生に加入し、ともにまだ18歳でありながら約8年の積み重ねがあり、10代らしいフレッシュさとこれまで培ってきた自分らしい見せ方やトーク力でグループを率いる。

15歳の北原は、研修生の頃から堂々としたパフォーマンスで注目されていたメンバー。昨年には高橋愛がプロデュースするコスメのモデルを務めるなど、その華やかさで目を引く存在になっている。14歳、最年少の筒井は加入からまだ約7カ月ほどだが、安定した歌唱力と表現力で今後OCHA NORMAを盛り上げるひとりになるだろうと注目が集まっている。まだまだユニークなキャラクターを持つメンバーは多く、それがグループにどう作用していくのか、そしてまだ見えていない魅力がどう花開いていくのかが楽しみだ。

研修生ユニット結成から振り返ると、約3年を経て今回のデビューまで辿り着いた彼女たち。メジャーデビューシングルに収録される『お祭りデビューだぜ!』の通り、新たなグループが誕生しデビューすることは本人たちにとってもファンにとっても一種のお祭りだ。また、ハロー!プロジェクトの先輩グループにとっても彼女たちの活躍は大きな刺激になるだろう。そうやってその祭りが一瞬の輝きにならないようにお互いに切磋琢磨し続ける、それがハロプロの面白さでもあるように思う。

そして「お茶の間を楽しませる、新世代のスタンダードになるような存在」というグループの由来のように、OCHA NORMAが今後どんなアイドルグループへ育っていくのか、それぞれがどのように個性を伸ばしていくのか見守っていきたい。

※西崎の崎の右は上が立が正式表記
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