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UPDATE|2022/06/01

美女コスプレイヤー・すみれおじさんが中国武術大会3位入賞の衝撃を語る「え?嘘でしょ!?」

すみれおじさん



「大会に出るレベルまで私が続けられているのは、完全に先生方のおかげですね。実際に武術を始めてみると、コスプレのプラスになるだけじゃなく、護身術にもなることも気づいたんですよ。中国武術は相手の攻撃をいなして反撃する動きが多いし、ジムではそれ以外に合気道や空手の動きも教えてもらえる。習っていて本当に楽しいんです」

 第6回武術太極拳競技会あおぞら杯は、対戦競技ではなく「型」を争う大会だった。指定時間範囲内での動きの正確さやキレに加え、「ハーイッ!」という掛け声の大きさ、演舞を終わらせた礼の段階で足元がフラついていないか、口が開いていないかなどの表情面も厳しく審査されるという。すみれおじさんは女子器械の部門に出場。南棍の演武を披露した。

「自分の出番も終わったし帰ろうとしていたら、『3位に入賞したから残って』と声をかけられたんです。最初は喜びよりも驚きの感情のほうが大きかったですね。『へっ? 嘘でしょ?』って。思えば自分の人生で入賞するなんて経験はほぼなかったですし、ましてやそれが運動面となると信じられないわけですよ。どんなに時間をかけて頑張っても、せいぜい普通の人以下のレベルが私の限界だと考えていましたから。努力が認めてもらえることって本当にあるんだと、はじめて知りました」

 しかし、武術の道をここで終わらせる気は毛頭ない。今後は各地の武術太極拳競技会に参加を予定してる。「今度は南拳という種目にも挑戦するので、2種目で成果を出したい」と意気込みを語る。

「これをお仕事に繋げたいという気持ちは当然あります。最近は企業コスプレのイベントでもキャラっぽい動きを求められる機会が増えているので技を披露できるようなお仕事をしてみたいです。そう考えると2.5次元の舞台って究極のコスプレだと思うので、せっかく演技も鈴村監督に教えていただいているのでできれば挑戦してみたい。武術を始めたことで、やってみたいことが増えました」

 これを機に、さらなる飛躍が期待されるすみれおじさん。美麗なビジュアルに加えて、鮮烈なアクションでも我々を魅了してくれそうだ。

【あわせて読む】美女コスプレイヤー・すみれおじさん、中国武術大会で3位入賞「少しだけ自分に自信が持てた」
AUTHOR

小野田 衛


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