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UPDATE|2022/06/01

10年ぶりの写真集、中川翔子「過去最大の露出に挑戦したきっかけは江頭2:50さんの一言」

中川翔子写真集『ミラクルミライ』(C)中村和孝/講談社



──今回、「過去最大の露出に挑戦」とありますが、そうしたサプライズ要素と、大人の面を出そうと思ったところが大きい?

中川 そうかもしれません。私、露出に関して本当に「いやだ!」とガチと断っていたんです。そうしたらある日、江頭2:50さんから「その“いやだ!”がいいんだよ。男という生き物は女性が『見ろ!ドーン!!』と出すと、『ああ、そうですか』と普通に受け止めちゃう。けど、恥ずかしがることで、すごく燃えるんだよ!」と言われて。まあ、その説明でもサッパリ分からなかったのですが(笑)、そうした恥じらいというのか、アンニュイな部分は出せたらいいなと思いました。

──江頭さんの一言で生まれたんですね(笑)。

中川 ただ、「恥ずかしい!」ばかりでいると、一流のスタッフさんに集まってもらい、一流の仕事でキレイにしていただく以上、すごく失礼だと思って。今、『音ボケPOPS』(TOKYO MX)という音楽番組のMCを担当しているのですが、出てくださるアイドルのみなさんはSNSに当たり前のように触れてきているからか、「私のここが一番可愛いところなので見てください!」とすごく、自分の良いところを自分で理解して、その部分をシッカリ磨いて、ちゃんと自分の口から伝えていて、自己肯定感に溢れているんです。その姿勢がものすごくカッコいいし、確かにその自信が写真からも溢れている。その姿は見習わなくちゃなと、共演するたびに身が引き締まるんです。なので20周年作品は「恥ずかしい」と思うままの部分と、自虐を捨てた今一番の自分を出そうと思いました。腹筋や筋トレをメチャクチャ頑張って、この撮影のためにデビュー当時の体重にまで戻したんです。たぶんこんなに真剣な中川翔子を見せるのは初めてなんじゃないか?ぐらい、体作りやスキンケアを頑張りました。

──当時の体重まで戻すとは……すごい。

中川 むしろ30代に入っても、筋トレもスキンケアも、頑張った分だけ応えてくれるというもの分かって。現場に腹筋ローラーを持っていって撮影ギリギリまでパンプアップしていたんです。この先の未来の自分が読み返した時、「あの時の私も頑張れたんだから、今も頑張れるだろ!」と、モチベーションにもなるように。あとは女性の方が「私も歳を重ねても美容、頑張ろう!」と思ってもらえるような、そうしたモチベにもなってくれたらいいなあという想いはありました。

>>後編はこちら

(取材・文/田口俊輔)

▽中川翔子(なかがわ・しょうこ)
1985年5月5日生まれ、東京都出身。「しょこたん」の愛称で知られ、歌手・タレント・声優・女優・イラストレーターなど、活動は多岐に渡り、多数のバラエティ番組にも出演中。芸能界デビュー20周年を記念した写真集『ミラクルミライ』(講談社)は2022年6月8日発売。
Twitter:@shoko55mmts
Instagram:shoko55mmts
YouTube:中川翔子の「ヲ」https://www.youtube.com/channel/UCGlWnxRgmii2-InQLp8HmiA

▼中川翔子写真集『ミラクルミライ』(講談社)
発売日:6月8日(水)
定価:2,970円(税込)
判型:AB判
内容:144ページ
<特典>ポストカード1枚(全3種)
amazon:amazon.co.jp/dp/4065282365
CREDIT

取材・文/田口俊輔


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