──『R22』にはダンスシーンが随所に盛り込まれていますが、今もプライベートでダンスは続けているんですか?
伊原 ずっとダンスレッスンに通っていたんですけど、コロナ禍で予約制になったので、なかなか行けなくなりました。YouTubeチャンネル「伊原六花のSTEP & GO」で定期的に「踊ってみた」を上げているので、そのたびに練習をして、ずっとダンスには触れ続けています。
──日頃からダンスをやってないと落ち着かないですか?
伊原 やってないと気持ちが落ち込んでいくと思います。ダンスは何も考えずに楽しいと思えるもので、今まで一番長く続けてきたことで自信もあります。ダンスを続けている限り「まだ自分は大丈夫」って思えるんです。たとえばダンスを止められたら、動きたくてうずうずして、無意識で踊っているかもしれないです(笑)。
──そもそもバレエを始めたきっかけは?
伊原 姉の影響です。先に姉が始めたんですが、私は姉が始めたことはすべて一緒にやりたいってタイプだったんです。
──先ほどお話にも出たミュージカルは小学2年生で始めたそうですね。
伊原 初めてミュージカルを見たときに、「これやりたい」と直感的に思ったんです。「何でもやってみたらどう?」という両親だったので、すぐにやらせてくれました。このお仕事を始めるときも「誰にでもできることではないし、チャンスが何回もある訳ではないから1回やってみたら?」と背中を押してくれました。
──大阪府立登美丘高等学校のダンス部でキャプテンを務め、「バブリーダンス」で注目を浴びたことをきっかけにスカウトを受けて芸能界入りしましたが、その前から芸能活動に興味はあったんですか?
伊原 まったくなかったです。ダンスをやっていたので、ダンサーだったり、ミュージカルに関係するお仕事をできたらいいなって考えていました。もちろん興味はあったんですが、なりたいものの選択肢に入れるほど身近なものではなくて、スカウトを受けたときは「まさか……」という気持ちでした。
──最後に、もうすぐ新年度を迎えますが、どんな1年にしたいですか?
伊原 私は占いが大好きで、毎年、違う占い師さんの本を何冊も買って、良いことだけを取り入れるようにしています。それによると2022年は準備の年らしくて、2023年が当たり年らしいんです。今年はバーン! といく前の助走ということで、目の前のことを1個ずつ全力でやっていきたいです。
(取材・文/猪口貴裕)
▽伊原六花(いはら・りっか)
1999年6月2日生まれ、大阪府出身。A型。162センチ。
2017年に「日本高校ダンス部選手権」で、自身がキャプテンを務める大阪府立登美丘高等学校ダンス部が発表した「バブリーダンス」が注目を集めて一世を風靡。高校卒業後の2018年から本格的に女優として活動している。
Twitter:@rikka_ihara
Instagram:rikka.ihara.official
▼伊原六花3rd写真集『R22』発売記念イベント
【東京】2022年3月20日(日)13:00~/ブックファースト新宿店
http://www.book1st.net/event_fair/event/page1.html#a_1661
【大阪】2022年3月27日(日)17:00~/紀伊國屋書店グランフロント大阪店
https://store.kinokuniya.co.jp/event/1643174877/