──“ハイレグプリンセス”ならではの感覚ですね。では、林田さんが思うハイレグの魅力とは?
林田 とにかくスタイルがよく見えるところ、かな。ハイレグを着て足が長く見えると、小顔効果も得られるし、くびれもスラッとします。女性らしい体のラインを美しく見せてくれる衣装だなぁと、着るたびに感動しますね。ビキニだとどうしてもバストの盛り具合が気になっちゃうんですけど、その点ハイレグは安心して着こなせますし。
──ハイレグを着こなせるのは、スタイルがいい証拠ですよ。
林田 えへへ。カメラマンさんにも「ハイレグは着る人を選ぶから、似合っているのはスゴいんだよ」と言っていただいたことがあります。「ハイレグ似合うよね」は、私にとっていちばんの褒め言葉。「やったー!まだプリンセス名乗れるぞ!」って自信に繋がります。
──似合うと言われ続けるからこそ、林田さん自身どんどんハイレグの虜になっているのかもしれないですね。
林田 それはありますね。撮影会用の水着を探すときも、まずハイレグから探しますし。あとハイレグは、撮る角度によって見え方が変わるところも面白いですよね。本作の表紙のカットだって、上半身だけ見たら普通の服じゃないですか。こんなふうに、上半身と下半身でギャップがあるのもハイレグならでは。本作を見ていただければ、そんなハイレグの幅広い見え方を存分に堪能してもらえるはずです!
──もはや、ハイレグ図鑑と言っても過言じゃなさそうですね。
林田 そういえば最近、グラビアの衣装案をいただくとき、自分がハイレグを着ている写真でもらうことが増えたんですよ。普通は別の方やモデルさんが着用している写真を見せてもらうんですけど、私の場合「このとき着ていたハイレグみたいな、ここがこうなっているタイプで~」みたいな形で提案されるんです(笑)。それだけたくさんのハイレグを着てきたんだなぁと、感慨深くなりましたね。ですから、もしハイレグの衣装案に悩んでいる方がいたら、ぜひ『ハイレグの国』を参考資料に使ってください。
──ハイレグを愛し、ハイレグに愛された林田さんのハイレグ愛が詰まった1冊。これは、ビキニ派のみなさんにも見ていただきたいですね。
林田 まさにそうで、本作はハイレグ好きの方はもちろん、今まであまりハイレグを見てこなかった方にも、ハイレグの魅力を伝えられる写真集になっていると思っています。それでいてハイレグだけが見どころじゃなくて。グラビア写真集としての出来栄えにも自信があるので、ハイレグ派の方も、そうじゃない方も、一度は手にとって見てもらいたいですね。そして、ハイレグの奥深い魅力を知ってもらえたら、なおうれしいです!
(取材・文/とり)
▽林田百加(はやしだ・もか)
2000年9月14日生まれ、東京都出身。162センチ/B82・W59・H88。
Twitter:@moka_hayashida