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UPDATE|2021/08/19

元モーニング娘。鞘師里保が語る、海外進出の展望と素の自分「会話が2つぐらいできれば…」

鞘師里保 撮影/松山勇樹



──期待しています! 鞘師さんはグループで活動されていた頃から人見知りのイメージなのですが、今はラジオや撮影現場などで初めましての方とお仕事することが多いですよね。どんな姿勢で臨んでいるんですか?

鞘師 もともと最初は人見知りしてかしこまっちゃうけど、仲良くなったらめっちゃ喋るタイプなんですよね。ラジオに来ていただくときは自分の聞きたいことをまとめて、一生懸命さや「話せて楽しいです」という姿勢さえ伝われば、相手の方は心を開いてくれるかなという期待をこめて、ゲストの方と関わっています。だけどドラマのときは、また違っていて。共演する方を見ていると現場を回してくださるか、超人見知りという2つタイプの方がいて、回してくれる人はめちゃくちゃありがたいですけど、お互いに人見知りなときは私が「今日ちょっと暑いですね」とか(笑)、一言目を話しかけるようにしています。会話が2つぐらいできれば達成かなって。

──天気の話なんですね(笑)。

鞘師 鉄板ですよ(笑)。あとは「今日早かったですね」とか。話のきっかけを作るようには心掛けてはいますね、人見知りなりに(笑)。

──グループ時代、鞘師さんが自分自身のことを積極的に話すイメージがあまりなかったのですが、今はラジオなどでご自分のことを発信する機会が多いですよね。

鞘師 ラジオでは私が番組のホストではあるんですけど、インタビュアーではないし、うまく話を聞くだけなら私がいる意味がないというか。学びながらも自分の話をしていかないと私の番組じゃないなぁというのはずっと考えているので、そういう意味で多分、意識的に自分の話をしているんだと思います。特にラジオは声だけなので、自分がこういう人間だというのが伝わるようにすることはすごく意識していますね。あと、番組をゲストの方に乗っ取られてしまうのではという危機感もあるんですけど(笑)。

──最後に「面白い人になりたい」とおっしゃっている鞘師さんが、最近「自分って面白いな」と思ったことを教えてください!

鞘師 面白いなというか、「こんなこと、何でやってしまうんだ?」と自分的には絶望してしまうことがたまにあるんですけど……。たとえばこの前、家を出るときにコーヒーを飲んでいたんですよ。そろそろ出る時間だなって用意して玄関に行くんですけど、コップを手に持ったままで、「あぁ〜……」みたいな(笑)。

──そのまま外には出なかった?

鞘師 出なかったです、ギリギリ(笑)。あとは忘れものをしたのに、家についたら「何を取りに家に戻ってきたんだっけ?」ってこともありますし(笑)。

──1人だとがっかりしますけど、人に話すと楽になることもありますよね。でも鞘師さんのファンはそんなちょっと天然なエピソードをすごく楽しみにしていると思います。

鞘師 ですかね? 需要と供給があっているならうれしいです(笑)。

(取材・文/東海林その子)

▽鞘師里保(さやし・りほ)
1998年5月28日生まれ、広島県出身。モーニング娘。の“絶対的エース”として2015年12月までグループを牽引。ダンス留学を経て2020年9月より芸能活動を再開し、女優や歌手としての活動を本格化させている。
Instagram:riho_sayashi_insta
スタッフTwitter:@sayashi_staff
YouTube(https://www.youtube.com/channel/UCz7dJX1Q68hzLaRjCoTEesA)
CREDIT

取材・文/東海林その子 撮影/松山勇樹


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