――今年2月にL’erableとの業務委託という形でPPエンタープライズへと移籍されました。
宮本 いやぁ、こんなサークルみたいなのを、拾っていただきありがとうございます(隣の乾社長にペコリ)。
よきゅーん いやいや!ウチもサークルだよ(笑)。サークル同士の合体!
――(笑)PPEに加わっての今年は環境が大分ガラッと変わったかと思います。
宮本 色々と経験させてもらえなかったことに挑戦できた1年でした。それこそ『週刊プレイボーイ』さんの表紙をPPEのみんなと飾れたり、初の単独グラビアに挑戦したりと、よりプロのコスプレイヤーとしての意識を高めてくれるようなことをたくさん経験できました。
――新たな学びがあったと。
宮本 はい。「この考え、私にはなかった!」みたいなことをたくさん教えていただいて。あとは本当にたくさんの素敵な方たちと一緒に仕事ができるのが何より楽しいですね。PPEのみんなは、それぞれに強い色を持っていて一見バラバラに見えるのに、一緒にいるだけで不思議と安心できるんですよ。あとはみんな“プロ”ですよね。プロ目線や姿勢をすごく学ぶことが多くて、毎日が励みになるんです。
――コスプレイヤーから社長へと転身したよきゅーんさんが間近にいるのも大きいのかなと。よきゅーんさんの姿はどんなところで勉強になりますか?
宮本 一人ひとりのことを考えていらっしゃるんですよ。そもそも私は、よきゅさんがコスプレイヤーとして活躍されていたころから大好きで、えなこさんのマネージャーとして現場にいるよきゅさんも見ていてカッコイイ!と憧れを持っていたんですよ、こんな二足の草鞋がちゃんと履ける人がここにいたのか!って。前の所属先のマネージャーさんに「よきゅさんになりたいんですけど、どうすればいいんですか!?」って相談していたぐらい(笑)。よきゅさんは判断が的確で、「面白い!」と思ったものは必ず面白くなるんですよ。それに「これしたい、あれあしたい!」と思ったことを積極的に発言して、それをすぐ実行して形にしちゃうんですよ。私もプロデュース仕事をしていたのでわかるのですが、芸能の世界って、「こんなことをしたいなぁ」と思っても実現するのは難しいんですよ。なんでそんなにすぐ行動できちゃうんですか?
よきゅーん ん~、企業と言うより私主催のサークルだもん、ウチ。
宮本 それ、理由になっていませんよ(笑)!!
――まあまあ、芸能の世界は企画会議があり、そこから上へと投げてを繰り返し、内容を固めてやっと動き始める!という流れですからね。よきゅーんさんのように社長自らが先陣を切る企業は珍しいんだと思います。
よきゅーん うん、確かに。何かやりたい!と思ったらすぐに攻勢をかけますからね。
宮本 これは、PPEだからこそ開ける世界なのかもしれません。大変なこともありますが、楽しくて好きなお仕事ばかりなので、満足しかありません。楽しいからこそもっと頑張って成長を続けていきたいですね。