──大学時代にハマっていたことはありますか。つんこ 相変わらずマンガとアニメは好きで、あとはインターネット。ニコニコ動画で「歌ってみた」やMADを観たり、東方Projectの歌に触れたりと、基本オタクしてました。あんまり大学のサークルにも参加しなかったですし、地元にいたときよりも引きこもっていました。
──自分も配信しようとは思わなかったんですか?つんこ ずっと観る側でした。自分から何かを発信することはなくて、ただのツイッタラーでしたね。でもオタク文化が好きなので大学卒業後は、そういうコンテンツに関われる会社に就職したいなと思っていました。実際、就職活動もしたんですけど大失敗したんです(笑)。
──大失敗というと?つんこ いっぱい入社試験を受けたんですけど、全部落ちて、自分は好きな仕事ができないんだって心が病んじゃったんですよ。それでガリガリになっちゃって、私の変化にお母さんも気付いたんです。「大学卒業はできるんだし、とりあえず休んだら」と言われて。結局、大学を卒業して1年ぐらいはバイトをしながら暮らしていました。
──そこで地元には帰らなかったんですね。つんこ 大阪で就活しようかなとも思ったんですけど、就活するエネルギーが持てなくて。関西に友達もいないし、とりあえず東京で全く違うことをしようと思って、声の学校に通いました。そんなときに友達からコスプレの誘いがあったんです。
※インタビュー2<スプレイヤーとして育ててくれた恩人>は
こちらから。
※インタビュー3<えなこの事務所・PPエンタに入って変わったこと>は
こちらから。
(取材・文/猪口貴裕)
▽つんこ1月9日生まれ、大阪府出身。161センチ。AB型。コスプレイヤーとして知られるほか、グラビアやDJとしても活躍している。
Twitter:
@tsunko_p