──では、最後に新井さんから応援してくれているファンへメッセージをお願いします。
新井 アプガで9年、エッグ時代を含めると17年、その前のモデル時代も入れると20年、私は芸能活動を続けてきたことになります。今が23歳なので、ほとんどこれしかやってこなかったと言っていいと思うんですよ。その間、目まぐるしくいろんなことが起こりました。でも今となっては、すべてがいい思い出です。ネガティブな私が自信を持ってステージに立てたのは、ファンの方の支えがあったからこそ。そこに対しては本当に言葉にできないほど感謝しているんです。12月17日のZepp Tokyoでは私のすべてをぶつけようと思っていますし、そこでファンの方に少しでも恩返しをしたいです。
──そのZepp Tokyo公演が、5人体制で最後のライブということになりますからね。
新井 そしてアプガ（２）、アプガ（プロレス）、今度（仮）に入る新メンバーたちにはアプガ魂を受け継いでほしいなって思います。
佐々木 はい、そこは任せてください！
新井 これから私は1人のファンとして……つまりアプガファミリーの一員としてメンバーを見守っていきたいと思います。今からそのことが楽しみで仕方ないです。みんなと進む道は違ってしまうけど、私は私で楽しくやっていくつもりなので、優しく見守っていただけたらうれしいなって思います。
佐々木 新井さんの言葉を聞いていたら、本当に卒業するんだなという実感が沸いてきて、なんだかやり切れない気持ちになってきます。
新井 そんなこと言わないでよ～。でも私も1つ心に決めていることがあって、12月17日は笑顔で突っ走るつもりなの。最後までアプガらしく全力を出し切りたいです！
（取材・文／小野田衛）
▽メンバー卒業までのアップアップガールズ（仮）
古川小夏、森咲樹、佐保明梨、新井愛瞳の4名がグループの卒業を発表したアップアップガールズ（仮）。11月10日（火）には5人体制最後のアルバム『6thアルバム（仮）』をリリース。また、12月17日（木）Zepp Tokyoにて5人最後のライブ「アップアップガールズ（仮）FIVE SOUL FOREVER」を開催、CSテレ朝チャンネルにて生放送も決定している。なお、グループに残る関根梓は、新メンバーオーディションの合格者とともに新体制を作っていく。 
