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UPDATE|2020/09/05

HKT48村重杏奈&松岡菜摘が、新劇場オープンに向けて本音を吐露「待っているだけではいけない」

1期生の集合写真(深川舞子卒業公演より。宮脇咲良は現在I*ZONE専任活動中)



2020年7月17日。

メンバーもファンも待ち焦がれていた新劇場がこの日、お披露目となった。

HKT48が結成された2011年に専用劇場もオープンしたのだが、入館していた商業施設が再開発のため2016年3月にクローズとなってしまったため、HKT48劇場も閉めざるを得なくなった。

それからの4年半は福岡市内にある複数のホールを使用して劇場公演を続けてきた。そこで毎年恒例の周年公演が行われたり、メンバーの卒業公演も開催されてきたりもしたので、もちろんメンバーにも思い入れはできてきてはいるが、やっぱり「家」とは居心地が違う。

「本当に劇場は“家”感が強いんですよ。だから、いろんなホールを渡り歩いてきた時期はやっぱり……たしかに慣れてきたし、愛着も沸いてきたけれども、他のイベントが入ったりすると私たちは出ていかなくちゃいけない。だから、新しい劇場がオープンするのはありがたいですよね」

そう語るのは1期生の村重杏奈。彼女は昨年からソロでのタレント活動も積極的に展開しており「自称・指原の右腕」としてテレビでも大活躍。「HKT48のことはよく知らないけど、村重杏奈は知っている」という層は着実に広がっている。

1期生にとって、専用劇場のオープンに立ち会うのはこれが2回目となる。それだけに冷静に状況を見つめることもできるのだが、村重は「不安」を口にした。

「正直、本当にこれからずっとここに立っていけるのかどうか、という不安はありますよね。時期が時期なのであんまり派手なセレモニーもできなかったし、まだステージ以外はなにもないような状況なので実感も沸いていないんですよ。いままでと同じで『借りたところに入っている』感覚。ずっと楽屋に入って過ごして、公演を続けていくようにならないと前のような“家”感は出ないんだろうし、逆にオープンしたら自然とそういう気持ちになっていくんだろうけど、今はこの新しい家を守っていけるように努力しなくちゃっていう責任感のほうが強いし、なかなか動けないから不安になってしまうんでしょうね」

AUTHOR

小島 和宏


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