──外見から分からない意外な一面ですね。小さい頃はどんなお子さんでしたか？
小鳥遊 親戚のおじちゃんにも人見知りをするくらい引っ込み思案な子でした。家族もアイドルに憧れていること自体は知っていたのですが、「こんなに大人しい子だからムリだろうな」と思っていたようです。遠慮しがちな性格でもあったので、ダンスを習いたかったときも金銭的な負担をかけちゃうかも、と思って結局言い出せませんでした。とにかく周りの人が自分のことで悲しまないように配慮していたのですが、今考えるとなんであんなに控えめだったんだろう……（笑）。
──歌やダンス未経験ということですが、レッスン中には苦労も多かったのでは？
小鳥遊 運動音痴なのでダンスがとっても苦手なんです。左右に動くアイドルステップをしただけでも、完全に“ダサさ”が出ちゃいます（笑）。メンバー内でも振り入れが1番遅かったので、できていないことを少しでも補うために移動中にもずっと曲を聞いて覚えていきました。
──お披露目ライブチケットが約10分で完売。どのように感じましたか？
小鳥遊 正直、緊張とプレッシャーは感じています。お披露目ライブが決まったときに出演者の方の名前を聞いたんですが、オタクだからこそどれくらい豪華なメンバーかってすぐに分かるんですよね。スキルや経験が浅いなか、憧れている方々の隣に並ぶことに最初は戸惑いました。でも、メンバーと練習を重ねるにつれて不安よりもワクワクの方が上回ってきました。皆さんの期待に応えられるように、メンバー全員で一歩一歩進んでいきたいです。
▽小鳥遊るい
たかなし・るい。1997年10月24日生まれ、三重県出身。151センチ。
Twitter：@pipipi_br
▽#ババババンビ
「いまの日本、嫌なことや難しいことがたくさんあるけど、この瞬間だけは“馬鹿”みたいに楽しく過ごしていけんじゃないか」をテーマに、ゼロイチファミリア所属のタレント5名で結成したアイドルユニット。グループ名は「馬と鹿」を意味する造語。来たるデビューライブに向けて日々レッスン中。
