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UPDATE|2020/03/22

『ロンハー』で「純粋すぎて可愛い」と話題に、安倍乙「母は私にとってのマザーテレサ」

安倍乙 撮影/松山勇樹


──劇団4ドル50セントに入る前からオーディションは受けていたんですか?

安倍 中2から、東京にある事務所のオーディションを片っ端から受けてました。ただ、ことごとく落ち続けました。いいところまで残ったけど最終的に落ちることが多くて……。

──振り返ってみて、どうして落ち続けたと自己分析します?

安倍 演技経験者が多かったので、皆さん自己アピールができるんですよ。でも私は演技経験もなく、自信もなくて、緊張しいだったので、ダメだったのかなと思います。いろいろオーディションを経験してからの劇団4ドル50セントだったので、多少は場慣れもしていたのかな。

──それまで、よく心が折れなかったですね。

安倍 そうですね。でも高校卒業後の進路もあったので、劇団4ドル50セントのオーディションで最後にしようって気持ちで受けました。

──学校では目立つのが好きだったんですか?

安倍 全然です。かなり消極的でした。文化祭なんかでも裏方に回っていましたし。中学時代からの友達には女優を目指しているって言ってなかったから、今の活動をしていることに驚かれます。

──高校生の頃には、明確に女優になろうと考えていたんですか?

安倍 五分五分でした。英語が得意だったので、高校は英語に特化した学校に通っていたんです。だから英語を活かした仕事に就きたいという気持ちもありました。でも一方で女優さんになりたい気持ちもあって、劇団4ドル50セントのオーディションに引っかかったらラッキーだな、くらいの感じでした。
AUTHOR

猪口 貴裕


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