──監督の飯塚俊光さんとは『チキンズダイナマイト』『ポエトリーエンジェル』に続いて3本目の作品になります。
武田 そうなんです。アットホームな雰囲気で撮影ができました。
──映画には、同世代の若手俳優が数多く出演されていますが、一緒に演技をされるのはいかがでしたか。
武田 天音くん以外、ほとんどの方は会うのが初めてだったんです。真悠ちゃんはファッションショーとかで面識はあったんですけど、直接話すのは初めてで。いろいろ話しました(笑)。天音くんは、飯塚監督との2作でもご一緒していたので、前回よりいろいろ話しましたね。私と天音くんと何人かで、「人見知りって大変だよね」っていう会話をしました。現場はほのぼのとした平和な感じでしたね。
──「踊る」というツールを使って人の気持ちの変化を描いていますが、ストーリーについて武田さん自身はどう感じましたか?
武田 私自身、音楽とか歌とか踊りとか好きなんです。もともと音楽映画も好きですし。やっぱり、音楽と踊りには不思議な力が働くのかなって思いましたね。一人で踊るのもいいけど、みんなで合わせて踊るのもすごく重要な意味があるなと思いました。
──ちなみに、どんな音楽映画が好きなんですか?
武田 『はじまりのうた』という映画がすごく好きです。マルーン5のアダム・レヴィーンが出ているんですけど、その映画の中でも、音楽ってすごく不思議な力があるよねって言っているんです。いつも通っている道なのに、音楽を聴くだけで街の中が違って見えたりとか。私も同じこと思っていたので、すごく共感しました。しかも、映画の中の音楽も素敵なんです。
──好きな音楽は?
武田 洋楽がメインですね。一番好きなのは、ディア・リパです。あと、ショーン・メンデスとかエド・シーランも好きですね。
──武田さんご自身の話についても聞かせてください。昨年グラビアを休止されましたが、それはどういう思いがあったんですか?
武田 ずっとやらせていただいたので、一度区切りをつけたかったんです。次に進んでいかないとダメだし、演技をメインにしてもっとしっかりやっていきたいなと思ったんです。