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UPDATE|2024/04/24

STU48の甲斐心愛が語るKLP48へ移籍を決意した理由「アイドル文化の輪を広げていくのが役割」

甲斐心愛

STU48の甲斐心愛が、今年6月にマレーシア・クアラルンプールを拠点に活動するKLP48へ移籍することを発表した。これまでSTU48の1期生としてグループを牽引してきたが、なぜ移籍を決意したのか? 話を聞いた。

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──KLP48への移籍を発表しました。決断に至った流れを教えてください。

甲斐 13歳でSTU48に加入して、今は20歳になりました。この7年で同期(1期生)よりも後輩が3倍くらいになって、いつの間にか自分も先輩になっていました。自然と将来のことを考えるようになったんですけど、お仕事で東京へ行ったり、個人のお仕事でグループの外の世界を見てきて、今の環境とは違う場所を意識するようになりました。そう思っていたところに、今年の元日、KLP48がマレーシアで結成されるというニュースを見たんです。「これは運命じゃ!」と思って、すぐマネージャーさんに「行きたいです!」と連絡しました。クアラルンプールじゃなくても、手を挙げていたと思います。

──将来について考えていたんですね。

甲斐 そうです。STU48を卒業したら、広島の地元密着タレントとしてやっていくのか、上京するのか、芸能界はもうやらないのかなとか、ぼんやり考えていました。出た結論は「アイドルをするのが好き」ということでした。アイドルとしていろいろな方と関わりながら、ステージに立って歌って、お話会でお話しして、「心愛を見ていると元気が出る」と言ってもらえるのが嬉しかったんです。

──今後もアイドルは続けるわけですからね。

甲斐 はい。もともとアイドルに興味がないままSTU48に入ってきました。1期生のお姉ちゃんには「クソガキ!」って呼ばれていて、少年みたいな中学生でした。アイドルっぽくはなかったと思うけど、活動を続けていくうちに、だんだんアイドルとして認めてもらえるようになっていきました。7年続けてきて、自分でも自分のことをアイドルとして認めてあげられるようになりました。自分はアイドルだっていう自覚が芽生えてきたんですけど、遅いですよね(笑)。

──写真集が今年2月に発売されましたが、それも移籍のきっかけになりましたか?

甲斐 そうかもしれないです。私はデビュー曲『暗闇』では選抜に入れなくて、初期はずっともがいていました。その後、熱心なファンの方に支えてもらって、去年から『ZIP!』のレギュラーをいただいたり、(広島東洋)カープの始球式をさせていただいたりして。STU48の活動では選抜に入れるようになったし、写真集を出すこともできました。お仕事に恵まれたので、この環境ではやり切ったなと思いました。

AUTHOR

犬飼 華


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